実際のスライダーの動きは、プレビュー/公開ページでご確認ください

  • [第60回] 2024年8月6日(火)18:00~20:00 佐藤 由夏さん(すばる舎)※満員御礼
  • [第61回] 2024年9月10日(火)18:00~20:00 志摩 麻衣さん(日経BP)※満員御礼
  • [第62回] 2024年10月3日(木)18:00~20:00 上江洲 安成さん(すばる舎)
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  • 歴代のゲスト編集者&著者一覧(登壇順)
  • ◉市川有人さん(ダイヤモンド社)
    ◉吉田麻衣子さん(サンクチュアリ出版)
    ◉多根由希絵さん(SBクリエイティブ)
    ◉斎藤竜哉さん(サンマーク出版)
    ◉三宅隆史さん(飛鳥新社)
    ◉寺田庸二さん(ダイヤモンド社)
    ◉杉浦博道さん(SBクリエイティブ)
    ◉金子尚美さん(サンマーク出版)
    ◉伊藤直樹さん(KADOKAWA)
    ◉柿内尚文さん(アスコム)
    ◉上江洲安成さん(すばる舎)& 越智秀樹
    ◉大川美帆さん(サンクチュアリ出版)
    ◉矢島和郎さん(飛鳥新社)
    ◉心屋仁之助さん(著者)
    ◉田中怜子さん(ダイヤモンド社)
    ◉中村康教さん(PHP研究所)
    ◉竹村俊助さん(株式会社WORDS)
    ◉鈴木七沖さん(著者)
    ◉野本有莉さん(文響社)
    ◉竹村俊助さん(株式会社WORDS)
    ◉土江英明さん(ダイヤモンド社)
    ◉長倉顕太さん(作家・プロデューサー・編集者)
    ◉中川ヒロミさん(日経BP)
    ◉藤𠮷 豊さん&小川 真理子さん(著者)
    ◉佐藤 聖一さん(朝日新聞出版)
    ◉山口 拓朗さん(著者)
    ◉中野 亜海さん(日経BP)
    ◉川上 徹也さん(著者)
    ◉小森 俊司さん(致知出版社)
    ◉大塚 啓志郎さん(ライツ社)
    ◉坪田 信貴さん(著者)
    ◉栗田 亘さん(アスコム)
    ◉吉尾 太一さん(SBクリエイティブ)
    ◉内田 剛さん(ブックジャーナリスト)
    ◉二本柳 陵介さん(幻冬舎)
    ◉谷 綾子さん(文響社)
    ◉佐藤 友美さん(ライター/コラムニスト)
    ◉干場 弓子さん(BOW&PARTNERS代表)
    ◉小元 慎吾さん(サンマーク出版)
    ◉斎藤 順さん(ダイヤモンド社)
    ◉米田 寛司さん(かんき出版)
    ◉中里 有吾さん(東洋経済新報社)
    ◉傳 智之さん(技術評論社)
    ◉宮本 沙織さん(日経BP)
    ◉菊地 悟さん(KADOKAWA)
    ◉小木田 順子さん(幻冬舎)
    ◉金井 弓子さん(ダイヤモンド社)
    ◉千葉 正幸さん(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
    ◉橋本 圭右さん(サンクチュアリ出版)
    ◉北尾 修一さん(百万年書房)
    ◉三浦 岳さん(ダイヤモンド社)
    ◉川上 聡さん(日本実業出版社)
    ◉杉山 茂勲さん(飛鳥新社)
    ◉水沼三佳子さん(すばる舎)
    ◉和田 史子さん(ダイヤモンド社)
    ◉白戸 翔さん(実業之日本社⇒ニューコンテクスト)
    ◉橋口 英恵さん(サンマーク出版)
    ◉尾小山 友香さん(KADOKAWA)
    ◉種岡 健さん(ダイヤモンド社)
    ◉星野 美紀さん(あさ出版)
    ◉小寺 裕樹さん(すばる舎)
    ◉大隅 元さん(PHP研究所)
    ◉畑下 裕貴さん(ダイヤモンド社)
    ◉村松 基宏さん(秀和システム)
    ◉大山 聡子さん(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
    ◉鯨岡 純一さん(SBクリエイティブ)
    ◉淡路 勇介さん(ダイヤモンド社)
    ◉大西 啓之さん(かんき出版)
    ◉佐藤 由夏さん(すばる舎)
    ◉志摩 麻衣さん(日経BP)
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開催予定

会場開催を再開いたしました。
是非ご参加ください。

【第61回】
2024年9月10日(火)18:00~20:00 
志摩 麻衣さん(日経BP)

【ゲストプロフィール】
志摩 麻衣(しま・まい) 
日経BP 日経BOOKSユニット第1編集部

1988年鹿児島県生まれ。日本大学文理学部哲学科を卒業後、主に実用書を手がける編集プロダクションに入社。そのとき、偶然手にしたビジネス書に影響を受けて、ビジネス書編集者を志す。
その後、日本実業出版社、ディスカヴァー・トゥエンティワンを経て、2024年5月から現職。
担当書籍『続ける思考』(井上新八さん)、『トップ5%シリーズ(社員)(リーダー)(時間術)』(越川慎司さん)、『本物の気づかい』(井上裕之さん)、『「名著」の読み方』(秋満吉彦さん)、『知的生産術』(出口治明さん)、『やせるパスタ31皿』(スギアカツキさん)、『ネコの看取りガイド』(服部幸さん)など。
思春期・社会人初期に「本が心の居場所になる」「著者さんが相談相手だった」という読者体験をしたため、編集テーマは「心の居場所になる本」「何かに人生を捧げている人の本」「著者さんの人柄を感じられる本」。
小学校3年生のころに担任の先生が授業で読んでくれた「ジャンヌ・ダルクの絵本」が「本」と「生きること」に目覚めたスタート地点。人生のテーマとして「いい生き方とは?」の答えを探している。
いつかつくりたい夢の企画は、「小さな台所」の写真集。
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【第62回】
2024年10月3日(木)18:00~20:00
上江洲安成さん(すばる舎)

【ゲストプロフィール】
上江洲安成(うえず・やすなり)
すばる舎 編集部 編集長兼次長

沖縄県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。五木寛之さんの『青春の門』の世界に憧れ上京。大学卒業後、27歳ですばる舎に入社。個性的な著者と個性的な上司、個性的な部下に恵まれ、『SLAM DUNK』の湘北さながらの日替わりヒーローが生まれる編集部で、「面倒くさがりで人見知りな自分でも動きたくなる1冊」をつくるべく、日々奮闘している。本作りのモットーは、「正しいより楽しく」。

担当作は、『人は話し方が9割』シリーズ(永松茂久)、『ストロベリームーン』(芥川なお)、『移動する人はうまくいく』(長倉顕太)、『超コミュ力』(田村淳)、『習慣が10割』(吉井雅之)など。好きなマンガは『名探偵コナン』。愛読書は『自分を捨てる仕事術』(石井朋彦)。
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【第63回】
11月開催予定
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はじめまして。タカトモです。


僕はこれまで、書籍編集者として、編集長として、出版社の役員として、数多くの本づくりと出版事業に携わってきました。


担当編集者としてプロデュースした『人生がときめく片づけの魔法』(159万部)は、全世界1千万部を超えるベストセラーとなり、日本発の「本」として空前の大ヒットとなりました。


このほか、『病気にならない生き方』(140万部)が国内のみならず海外でもベストセラーとなっていて、『体温を上げると健康になる』(70万部)、『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』(52万部)など、編集者として大きなヒットに恵まれてきました。


大ヒットしたのは、自分が手がけた本だけではありません。サンマーク出版では愛すべき部下たちがミリオンセラーを含む大きなヒットを量産してくれました。おかげさまで日本を代表する、いや、世界的にも注目される「ヒット連発の編集部」を会社の仲間といっしょにつくってきたと思います。


自分で言うのは気恥ずかしいのですが(笑)、と米国でミリオンセラーを打ち立てた、ただひとりの編集者で、そんな人はほかにいないそうです。


編集者として、たまたまそういう運に恵まれたからでしょうか。おかげさまでベストセラー編集者の友人がいつのまにかまわりにたくさんできました。


そんな友人たちと話をしていて、わかったことがあります。


それは、ベストセラーをつくる思考法がある、ということです。しかも、おもしろいことに、編集者によってその思考法が異なるのです。


売れる本をつくる編集者たちは、それぞれがまったく異なる思考とロジックを駆使して、ベストセラーという山の頂をめざしています。


ベストセラー編集者と呼ばれる人たちは、それぞれが売れる本の再現性や成功パターンをもっているのです。


あえて断言しますが、僕は、日本の編集者はほんとうにすごいと思っていて、はっきりいって、欧米の編集者になんか、全然負けていないどころか、本づくりのクオリティや、売れる本のつくり方の研究という視点からみるなら、余裕で勝っているとさえ思っています。


ところが、世界での出版ビジネスという大きな視点でとらえたとき、日本の編集者は欧米に負けてしまっているのです。


それがほんとうに悔しくて悔しくて。


日本語という壁があるせいか、あるおかげなのか、日本の編集者の編集スキルはガラパゴス的に異常に発達しているのですが、それが世界に知られることはほぼありません。


とても残念なことです。



僕には夢があって、「日本の著者と編集者と出版社を世界に広く知らしめたい」という、強い思いを持っています。



そのために、まず、「志と技を持つ編集者」が切磋琢磨する場をつくりたい。そんな編集者と志のある著者が出会う場所をつくりたい。


そんな思いで、

「あの本の編集者に学ぶ
 ベストセラー研究サロン」

をスタートさせました。


本を通して、
「世界をよりよくしたい」
「人の心によりよいものを届けたい」
という志と野望をもつ編集者と著者、これから著者になりたい方が一堂に会する場
になれば、という願いをこめた、本を愛する人たちが集う勉強会コミュニティです。



「あの話題の本」をつくった
「ベストセラー編集者」
毎月1人、ゲストに迎え、



僕が聞き手となってインタビューさせていただきます。(いちばん勉強させてもらうのは僕かもしれません笑)



◉なぜ、その本をつくろうと思ったのか。
◉どうやってそれを売れる本にしていったのか。
◉著者には何を伝え、何を求めたのか。
◉一冊の本ができあがり、ベストセラーになるまでどんなドラマがあったのか。
◉編集者として大切にしていることは何か。
◉売れる本をつくりつづけることができている秘密は何か。
◉どのような思考法にのっとって、本づくりをしているのか。
◉これからの時代、編集者はどのように進化していくべきか。


時間が許すまで、
根掘り葉掘り聞き出すつもりです。


大げさにいうと、
日本の未来を決めるのは
「編集者の進化」と「著者の志」が
鍵を握っている
と、僕は思っています。




なぜなら、
「日本」は、「お日様」と「本」でできているから。
(タカトモは昔から勝手にそう思っています)




だから、
「本を書く著者」と「本をつくる編集者」が
これからの時代、決定的に大切なのです。




「本を書く人」
「本を書きたい人」
「本をつくる人」


この三者が集い、学び合うコミュニティをつくろう。

それぞれの知恵を共有し、学びを深める時間と空間を、これからの日本のためにつくろう。


そのような思いに立ち、
「ベストセラー研究サロン」
立ち上げました。


同じ志のある方の参加を心よりお待ち申し上げます。


当日の流れ




  • [開催方法・プログラム]
    東京都内会場で開催いたします。
    ※感染症対策にご協力をお願いいたします。

    18:00 スタート
    19:30 質疑応答
    20:00 終了(21:00まで交流タイム)

    ※月額会員様は会場参加とFacebookグループでのライブ配信の
     お好きな参加方法をお選びいただくことが可能です。

    ※単発参加の方は、会場視聴または後日音声のどちらかでのお届けとさせていただきます。

  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

参加方法は2つです


①研究サロンの会員になる

  • (1)毎月の「研究サロン(編集者トークイベント)」に無料で参加可能です。
        席が毎回かならず確保されます。
  • (2)会員には後日、当日の音声が配信されますので、欠席しても会費がムダになることはありません
  • (3)専用フェイスブックグループで学びのシェアと交流が可能です。
  • (4)ベストセラーを志す、編集者&著者の仲間ができます。

  • 【価格】
    一般の方  月額8,800円(税込)
    編集者の方 月額3,300円(税込)

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②単発で参加する

  • (1)ビジター価格での参加となります。
  • 【価格】
    編集者の方 5,000円(税込)
    ※募集中
     一般の方  18,000円(税込) 

    ※一般参加の募集は停止しております。次回案内を希望される方はタカトモのメールレターにご登録ください。


  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

よくある質問


  • Q
    サロンメンバーにはどんな方がいますか?
    A
    ベストセラーを目指す、著者、著者になりたい方、編集者の方が参加される予定です。
  • Q
    会員にならずに、単発参加はできますか?
    A
    ビジター価格で何度でもご参加いただけます。
  • Q
    退会規定などはありますか?
    A
    退会・再入会はご自由にできます。退会の際は、事務局までメールでご連絡いただくか、PayPal決済をご自身で解除していただくか、どちらかになります。
  • Q
    誰でも参加できますでしょうか?
    A
    興味のある方、誰でも参加可能です。
  • Q
    参加できない日の音声を聴くことができますか?
    A
    会員の方は後日、音声を聴くことができます。
  • Q
    ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
    A
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開催報告


【第1回】
2019年9月5日(木)18:30〜21:00 
市川有人さん(ダイヤモンド社) 

【ゲストプロフィール】
市川有人(いちかわ・ゆうじん)
ダイヤモンド社 書籍編集局第一編集部 編集長

主な担当書に
『医者が教える食事術 最強の教科書』(80万部)
『「超」入門 失敗の本質』(15万部)
『40代を後悔しない50のリスト』(シリーズ20万部)
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら』(12万部)など

ノート術や知的生産術関連の本を多く手がけ
『情報は1冊のノートにまとめなさい』(シリーズ50万部)
『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』(10万部)
『モレスキン「伝説のノート」活用術』(5万部)
『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』(3万部)ほか
このジャンルだけで累計100万部

大手取次が発表する年間ベストセラーランキングにこの10年で6冊をランクインさせている
【当日音声トピックス】

・80万部突破して思ったこと
・そもそもなぜ編集者になったのか?
・書籍編集者として、スイッチが入って死に物狂いでやった努力とは?
・なぜ、売れる人が売れる本をずっと作り続けることができるのか?
・一流の編集者になるために、7年間毎日やり続けたこと
・編集者の2つのタイプ 著者ドリブン型と企画ドリブン型
・問いの質によって、結果が変わる
・企画を立てるために必要な4つの問い秘伝の「コンセプト設計シート」
・『医者が教える食事術 最強の教科書』をコンセプトシートに沿って説明/医者食の4マス分析
・本の売れ行きは、上流のコンセプト設計と冷徹なロジックでほぼ決まる
・大ヒットを連発する秘密・WAC分析とは?
・『情報は1冊のノートにまとめなさい』はなぜ32万部を超えたのか?
・初めて30万部を突破して得た経験とは?
・編集者として一番大切にしていること
・ベストセラー編集者が著者に求めることとは?
・売れ続ける本を出す、編集者の共通点とは?
・結局「死ぬほど◯◯した人」がヒットメーカーになる

【当日配布資料】

https://drive.google.com/file/d/1y3kxZmGSjJT4JssPdo683AaefzbMW-gJ/view?fbclid=IwAR23zPSF6s5Bup3zjYQtyQqB6sasbLpt__XhIO42PFzj-T4ZQiH3x59LqXs

【第2回】
2019年10月4日(金)18:30〜21:00 
吉田麻衣子さん(サンクチュアリ出版)

【ゲストプロフィール】
吉田麻衣子
サンクチュアリ出版編集部

1980年生まれ 宮城県出身
おしゃべり好きな蟹座のB型です。
明治学院大学卒業後、広告会社・出版社を経て、2015年にサンクチュアリ出版に入社。

43万部を突破した
『学びを結果に変えるアウトプット大全』(樺沢紫苑)の他、
『学び効率が最大化するインプット大全』
『「一緒に働きたい」と思われる心くばりの魔法』(櫻井恵里子著)
『手ぶらで生きる。』(ミニマリストしぶ著)など、
ビジネスや実用ジャンルを担当。

人生や働くことがラクになる本づくりを目指しています。
心掛けているのは「やさしさ」と「わかりやすさ」。本を読まない人の味方です。
【当日音声トピックス】

・なぜ、吉田さんは編集者になったのか?
・自費出版の会社からサンクチュアリ出版に転職して気がついたこと
・なぜ、サンクチュアリ出版は年間12冊の少ない出版点数でも会社が回るのか?
・ なぜ、編集者デビュー作『「一緒に働きたい」と思われる心くばりの魔法〜ディズニーの元人材トレーナー50の教え〜』(櫻井恵里子、7万部)は発行から3年たっても売れ続けるのか?
・10万部突破する本を作るために、何を考えたのか?
・樺沢紫苑『学びを結果に変えるアウトプット大全』はどのようにして生まれたのか?
・次の時代に何がくる?「予感力」の高め方
・読者のゴールを明確にした結果
・『学びを結果に変えるアウトプット大全』はどのように売れていったのか?
・著者の樺沢紫苑先生にはどのように依頼したのか?
・本を作るにあたって、著者に求めたこと
・本作りがスムーズな著者の本ほど売れる?(仮説)
・編集者として大切にしていること
・著者を志すみなさんへ、本を出す前にやっておきたいこと
・ミニマリストしぶ『手ぶらで生きる。~見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法~』(3.9万部)を出して世の中はどう変わったか?
・編集者、出版社はどのように企画を立てているのか?

●ゲストトーク:樺沢紫苑さん
・『学びを結果に変えるアウトプット大全』の企画をはじめて見た時の印象
・じつは2010年から「アウトプット」というキーワードを狙っていた
・ベストセラー著者としてあり続けるために気をつけていること
・ベストセラーを出せるようになって変わったこと
・なぜ、さまざまなジャンルの本を書くことができるのか?
・ベストセラーを出すための3つの「T」

【第3回】
2019年11月14日(木)18:30〜21:00 
多根由希絵さん(SBクリエイティブ)

【ゲストプロフィール】
多根由希絵(たね・ゆきえ)
SBクリエイティブ 出版事業本部 学芸書籍編集部

日本実業出版社で月刊「企業実務」、書籍など担当の後、2015年よりSBクリエイティブ学芸書籍編集部にて、新書、ビジネス書、実用書を担当。代表作は『本音で生きる』(堀江貴文著 SBクリエイティブ)が33万部、『世界のエリートが学んできた 自分で考える力の授業』が10万部(狩野みき著 日本実業出版社)など。

2018年日販のビジネス書年間ベストセラーにて、1位(『大人の語彙力ノート』齋藤孝著 31万部)、2位(『10年後の仕事図鑑』落合陽一・堀江貴文共著 24万部)、5位(『1分で話せ』伊藤羊一著 22万部)と3点がランク入り。
【当日音声トピックス】

・『大人の語彙力ノート』に「ノート」とつけた理由
・ベストセラー著者2冊目のコツはテーマを「ずらす」こと
・プログラマー気質を編集に生かす
・『1分で話せ』はなぜ1分なのか?
・本が売れなかった時にやる「振り返りの会」
・手書きのノートで分析する
・「この本を買う人」よりも「この本を買わない人」のことを考える
・堀江さんの『本音で生きる』だからこそ、セオリー通りでない前書き
・喫茶店で聞き耳を立ててネタを探す
・データを見ながら「なんで?」を問いかける
・「半径1メートル」のテーマを探す
・「差別化のための差別化」になっていたら、読者がいなくなる
・言語化できない「何かおかしい」に気がつけるか?
・カバーデザインは本屋でこっそり見比べる

●ゲストトーク:元フォレスト出版編集長・長倉 顕太さん
「編集長から著者になってわかったこと」


【実況レポート】

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「半径1メートルのテーマを探す」プログラマー気質の編集者
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とにかく、すごい夜だった。

「異常」とも呼べるほどの熱量を感じた時、人の頭の中はパンクしてしまうんだな、とどこか他人事のように考えていた。

ブックオリティのベストセラー研究サロン、昨日、11月14日は第3回目の開催だった。
ゲストはSBクリエイティブ所属の多根由希絵さん。『本音で生きる』(堀江貴文著・33万部)、『大人の語彙力ノート』齋藤孝著・31万部)、『10年後の仕事図鑑』落合陽一・堀江貴文共著・24万部)、『1分で話せ』伊藤羊一著 22万部)など、主にビジネス書・実用書ジャンルでヒットを連発している方だ。

私は新人スタッフとして、イベントに参加した。それほどのベストセラーを連発している人なのだから、きっと多根さんだけの「伝家の宝刀」的な、ものすごいテクニックがあるんだろうと思っていた。

けれども、その予想は、大きく裏切られた。
もちろん、良い意味で、である。
結論から言ってしまうと、多根さんだけの切り札のようなものはなかった。

では、一体何が違うのか。

・・・続きは会員専用Facebookグループで公開中・・・

(記事担当:ブックオリティ・スタッフK)

【第4回】 
2019年12月11日(水)18:30〜21:00 
斎藤竜哉さん(サンマーク出版)

【ゲストプロフィール】
斎藤竜哉(さいとう・りゅうや)
サンマーク出版

本を通して「本当の幸せにつながる生き方」を伝えることをモットーに、133万部を突破した『生き方』(稲盛和夫)、世界でシリーズ200万部突破の『水は答えを知っている』(江本勝)をはじめ、『心。』(稲盛和夫・15万部)、『きっと、よくなる!』(本田健・15万部)、『「そ・わ・か」の法則』(小林正観・15万部)などを手がける。
【当日音声トピックス】

・編集者としての出だしは最悪
・同じテーマの本で売れ行きに差が出るのはなぜか?
・世界で200万部超え!『水は答えを知っている』誕生秘話
・『生き方』(稲盛和夫)133万部は構想10年
・稲盛和夫さんを口説き落とした方法〜見本原稿をつくる〜
・ただの寄せ集めではなく、「コアメッセージ」を見つける
・「その人の決定版をつくる」→「この一冊を読めば、その人の考え方/すべてがわかる!」まで落とし込むコツ
・なぜ、あらゆる素材を集める必要があるのか?
・タイトルにも原稿にも、「自分の血を通わせる」
・流行ってるタイトルではなく、一から全部考える
・ヒットするタイトル=シンプルで異質な要素の組み合わせ
・弱者が強者の戦略をやるとうまくいかない
・売り方・マーケティングではなく、「結果として売れる本」とは
・著者よりも著者のことを知っているのが編集者である
・著者と編集者は対等である〜編集の領域は著者にはっきりと主張する〜


【実況レポート】

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「コアメッセージを抜き出し、その著者の『決定版』をつくる」
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このまま進んでいっても、大丈夫だよ、と言ってもらえたような気がした。
私には、子供の頃から取り柄がなかった。誰にも負けない特技と言えるようなものも、秀でた才能もなく、じゃあ性格がずば抜けて良いのかというと、そういうわけでもない。友達が寄ってくるようなタイプでもなかった。

「あなたって、粘り強いよね」
それでも昔から、よく言われたことがある。

粘り強いところ。最後まで諦めないところ。
たしかに、一度「これをやる」と決めたら、どれほど成果が出なくても、周りが止めても、粘って粘って粘り続けて、なんとか最後まで、いい意味でも悪い意味でも「執着し続ける」ところがあった。

ただ、それって別に、他の人に自慢できるほどのものじゃ、ないんじゃないか。
社会に出て、コミュニケーションが優れている人、空気をつくるのが上手い人、チームをまとめるリーダーシップがある人……そういう人たちと出会うと、自分の持っている「粘り強さ」なんて、たいした武器になんかならないだろう、と思っていた。

けれども、昨夜、12月11日、斎藤さんのお話を聞いて、「ああ、私はこのままでいいんだ」と強く確信することができた。
ブックオリティのベストセラー研究サロン、第4回目のゲストは、サンマーク出版チーフプロデューサーの斎藤竜哉さんだった。

133万部を突破した『生き方』(稲盛和夫)、世界でシリーズ300万部突破の『水は答えを知っている』(江本勝)をはじめ、『心。』(稲盛和夫・15万部)、『きっと、よくなる!』(本田健・15万部)、『「そ・わ・か」の法則』(小林正観・15万部)など、ヒットを連発している編集者だ。

「今日はよろしくお願いします。『俎板(まないた)の鯉(こい)』という感じで、緊張しますね」

物腰柔らかに、斎藤さんは挨拶した。

トークイベントが始まる前、サンマーク出版にいた頃は先輩・後輩の関係性だったという学長のタカトモが斎藤さんを紹介してくれた。

「斎藤くんはね、大人しそうに見えるけど、実はすごくぶっ飛んでるところがあるんですよ」

たしかに、第一印象は、少々大人しそうな雰囲気に見えた。
しかし、である。
斎藤さんの何が「ぶっ飛んでいる」のか、トークイベントを聞いて、よくわかった。

粘り強いのである。

半端じゃなく、粘り強いのである。妥協しないのである。
とにかく、粘って粘って、粘り続けて企画を練り上げていくのだ。

「この本は構想10年ですね」
「ライターさんと何度もやりとりして、納得できる原稿に仕上げるまでに、3年くらいですかね」

そういうことを、平気で言うのである。
また、私が驚いたのは、それだけではなかった。

・・・続きは会員専用Facebookグループで公開中・・・

(記事担当:ブックオリティ・スタッフK)

【第5回】
2020年1月14日(火)18:30〜21:00 
三宅隆史さん(飛鳥新社)

【ゲストプロフィール】
三宅隆史(みやけ・たかふみ)

【略歴】

1982年 広島市生まれ
2001年 修道高校 卒業
2006年 早稲田大学 第一文学部 卒業
2007年 アーク・コミュニケーションズ 入社
2015年 飛鳥新社 入社

【自己紹介】

週刊誌好きが高じて出版界を目指す。編集プロダクションのアーク・コミュニケーションズにて編集者としての下積み生活を開始。雑誌、実用書、文庫、企業出版、広告、e-bookなど、「何でも屋」として幅広いジャンルを凝縮して経験する。

ノンフィクションの制作をしたい一心で、飛鳥新社に転籍。2年目に企画した『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』『長友佑都のヨガ友』が、紀伊國屋書店やAmazonほか、各書店のランキングで1位を獲得。2017年、年間ベストセラー「実用部門」トップ10にそれぞれランクイン。

「まだ言語化されていない読者の心を、忖度できているか」
「正しい、楽しい、新しいが鼎立しているか」
「家族に胸を張って勧められる企画になっているか」と、
模索しながら次なるベストセラーを目指す日々。

▼アーク・コミュニケーションズ時代の主な担当書
・旅行雑誌 リクルート『じゃらん』昭文社『まっぷる』
・テレビ誌 フジテレビ『abiado』
・ナツメ社『シングルモルト&ウイスキー大辞典』(肥土伊知郎 監修)ほかカラー図解実用書を多数制作
・メディアファクトリー『ゼロから始める日本酒入門』(野﨑洋光 監修)ほかシリーズ創刊に携わる
・静山社『いい人生をつくる世界のことば』ほか 文庫の発掘・交渉・出版を手掛ける
・昭文社『なるほど知図帳世界』年1回発行  20~30名の制作チームを統括
 そのほか幻冬舎、学研、主婦と生活社、世界文化社、角川書店など多数の版元との仕事を経験

▼飛鳥新社での主な担当書
『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』(西山耕一郎)36万部
『長友佑都のヨガ友』(長友佑都)20万部
『ぼくらの哲学』(青山繁晴)3.5万部
『まずは、あなたのコップを満たしなさい』(玉置妙憂)2万部
『腰痛がきえるWストレッチ』(野口早苗)1.5万部

【当日音声トピックス】

・編集者になる前は家事手伝い? 就職浪人までして求めた雑誌編集者の夢
・3か月10万円の家賃で、アヤシイ人たちとシェアハウス暮らし
・編集プロダクション時代のこと
・10年の遅れを1年で取り戻せ!
・一歩先ではなく半歩先を歩く
・人はどうして本を買うのか? を毎週自腹で本を買って体感してみる
・コンテンツの評価は「あいうえお」と「わをん」
・『ヨガ友』誕生秘話
・本の売れ方を加速させるためにどうしても必要なものとは?
・鵜の目、鷹の目、魚の目で見るということ
・『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』誕生秘話
・売れる本を作るために今もしていること


【実況レポート】

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「人はここまで努力できるものなのか⁉」
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ブックオリティのベストセラー研究サロン第5回、2020年最初の開催となる1月14日のゲストは飛鳥新社の三宅隆史さん。『長友佑都のヨガ友~ココロとカラダを変える新感覚トレーニング~』(20万部)、『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』(36万部)を、入社後わずか2年で叩き出した、ヒットメーカーである。

編集者の方々に対して失礼な言い方なのかもしれないが、三宅さんの人生を本にしたほうがよほど面白い! と興奮した2時間だった。それほど、三宅さんの半生は波乱に満ちていた。
そして、人はここまで努力できるものなのか、と思わずにはいられないほど、圧倒的な量で本作りに関するインプットを欠かさないのが三宅さんなのだった。さて、それでは、三宅さんの半生を見て行こう。

三宅青年は、雑誌の編集者になりたいという夢を持つ大学生だった。若いのに、「週刊文春」や「週刊新潮」という、いわゆるおじさま御用達の雑誌を読み、いずれこれを作る人になりたい! と強く思っていた。が、大手の出版社は狭き門である。就職留年、就職浪人をし、3年間チャレンジを続けたが、三宅青年の前にその門が開くことはなかった。

失意の三宅青年は故郷に帰り、家事手伝いの日々を過ごす。家族の食卓を整え、保育士である母のお弁当を作り、勤務先への送迎をし、ハウスキーピングに励んだ。が、やはり、本作りに携わりたいという夢を捨てきれずに上京する。3か月で家賃10万円という破格のシェアハウスに住み、怪しげな同居人たちと暮らしながら、三宅青年は編集プロダクションで働くことになった。

ここでの苛酷な体験は、己の体力の限界がどこにあるのか、人間の脳はどこまで無理ができるのか、という人体実験をしていたようなものだった。これがのちに生きてくるのだが、この時、三宅青年はまだそのことを知らない。 毎日バタバタと仕事に追われる日々だった。

5年の歳月を編集プロダクションで過ごした三宅青年は、ある日考えた。「これは本当に自分のやりたい仕事なのだろうか?」と。答えは否。「下請けではなく、自分で企画した本を自分で作りたい」そこで、三宅青年はようやく本作りの表舞台となる飛鳥新社に転職するのである。

だが、憧れの編集者になれたというのに、三宅さんの心は暗かった。本の編集はそこそこやってきたつもりだ。自信もある。なのに編集会議で飛び交う専門用語がまったくわからない! はたしてこれで、本など作れるのか?

社長は穏やかそうな人に見えたが、入社に際してこう言われていた。
「3年で結果を出せ!」(出せなければクビだ!)
ここからの三宅さんの努力は、桁外れと言ってもいい。プロアスリートは、練習と研究とフィードバックを欠かさないというが、まさに、三宅さんは編集者としての、練習と研究とフィードバックの日々を送ることになるのである。

何しろ就職留年時代から数えて自分は10年周りより遅れている。ならばこの10年を1年で取り戻すには、何をすればいいのだろうか? 

答え:・・・

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(記事担当:じーこ)

【第6回】
2020年2月6日(木)18:30~21:00
寺田庸二さん(ダイヤモンド社)

【ゲストプロフィール】
寺田庸二(てらだ・ようじ)
ダイヤモンド社 書籍編集局 第三編集部 副編集長

担当著者は、ベストセラー著者から処女作著者、ノーベル化学賞候補者までの個性派揃い(20代〜90代)。経営、会計・経理・簿記、工学、語学、数学、法律、営業、ビジネススキル、不動産金融、アパマン、コピーライティング・マーケティング翻訳(716ページの本もあり)、ノンフィクション、農業、子育て・育児、日めくりカレンダー、小説、レシピ、占い、哲学・宗教などあらゆるジャンルに飛び込み、1998年から全142作を企画・編集。生涯重版率8割。処女作20作連続重版(2003年12月〜。現在『社員15倍!見学者300倍!踊る町工場』で21作連続重版に挑戦中)。処女作累計220刷・90万1600部(2020年1月現在)。
担当書に、出口治明『哲学と宗教全史』(2400円+税・A5版上製・7万部→有名書店員さん「100年残る王道の1冊」「2019年一番の本」)、志麻『志麻さんのプレミアムな作りおき』(14万部→「第5回 料理レシピ本大賞 in Japan 2018」の料理部門「入賞」、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」年間最高視聴率)、久保田カヨ子『カヨ子ばあちゃん73の言葉』(14万部、カヨ子ばあちゃんシリーズ計40万部)、ジョン・ケープルズ著、神田昌典監訳、齋藤慎子+依田卓巳訳『ザ・コピーライティング』(3200円+税・23刷8.2万部)、勝間和代『効率が10倍アップする新・知的生産術』(25万部)『起きていることはすべて正しい』(18万部)(→他シリーズ含め60万部超)、山田真哉『<女子大生会計士の事件簿>世界一やさしい会計の本です』『<女子大生会計士の事件簿>世界一感動する会計の本です【簿記・経理入門】』(シリーズ25万部超)、佐藤昌弘『凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク』(41刷14万部)、西巻尚樹『世界に1つだけの英語教科書』(10万部→羽田空港近くの単店舗で5000冊突破)などベスト&ロングセラー多数。本づくりだけでなく、営業・宣伝・書店員さんと連携しながら、ダイヤモンド書籍オンライン(BOL)を活用したジェットストリーム販促を展開。技術と精神がドライブがかった本を、孫の世代まで残る本を、光のあたらないところに光があたる本を。野球歴14年(小中軟式→高校硬式→大学準硬式→社会人軟式)。


【当日音声トピックス】

・寺田さんの生い立ち〜野球から学んだ編集術〜
・立花隆さんの本との出合い〜「ディクショナリー」を自分の中に持つ〜
・日本実業出版社時代の「増刷テーブル」とは
・編集第1作目『自己破産と借金整理』
・最初に自分で企画『凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク』は、なぜロングセラーになったのか?
・「処女作20作連続重版」「生涯重版率8割」……寺田さんが数字を気にする理由
・ダイヤモンド社に転職するも、2作連続大失敗
・処女作プロデュースのコツは「わからないことを正直にわからないと言う」こと
・勝間和代『効率が10倍アップする新・知的生産術』最後まで粘ったポイントとは?
・著者を怒らせた失敗談
・熱く、長く! 寺田さんのメール術
・編集者としてどんな「問い」をもって仕事をしていますか?〜「わからずや」という利点を生かす〜
・大事にしていることは?(ポリシー)
・仕事をしたくなる著者は「数字」「花」を持っている


【実況レポート】

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「炎の編集者って呼ばれてる人がいるんだよ」
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人づてに、そんな噂を聞いたことがあった。
炎の編集者──ダイヤモンド社・寺田庸二。
彼のことを、そう呼ぶ人がいるらしい。

「寺田さんは、とにかく熱い。無名の著者の本をヒットさせることにこだわる人なんだ」

生涯重版率8割。
処女作20作連続重版。
処女作累計220刷・90万1600部。

1998年から全142作を企画・編集してきた彼のプロフィールには、そんな数字が並ぶ。
編集者というよりも、さながらスポーツ選手のように「自己記録の更新」に挑戦し続ける。

寺田さんは、そんな人だという話だった。

私も出版業界で働くようになって5年以上経つが、正直なところ、そんなふうに「処女作連続重版」にこだわって働いている人を見たことは一度もなかった。

当然のことながら、固定ファンがいない人の本をヒットさせるのは難しい。
「インフルエンサー」と呼ばれる人たちが活躍している時代だからなおさら、「処女作がヒットする」というのは滅多にないことだし、増刷するなんて、よっぽど運がよくないと起こりえない──それが常識だと思っていた。

しかし寺田さんはそんな常識を覆し、記録を更新し続けているという。
処女作だけではない。出口治明さん、勝間和代さんといった、著名な方々とも組んで本を作り続けているヒットメーカーだ。歴代に担当した著者は20代〜90代と、実に個性豊かである。

いったい寺田さんは、どんな魔法を使っているのだろう。

2月6日(木)のベストセラー研究サロン第6回。
寺田さんが登壇された今回、ついにその謎が明かされることになった。

率直に言うと、私は度肝を抜かれっぱなしだった。

まず驚いたのは、「20歳になるまで本を読んだことがなかった」という逸話だった。
子供の頃から野球一筋だった寺田さんの人生に「本を読む」という選択肢はなかったという。

大学生で塾講師のアルバイトをするようになって必要に駆られ、本を読むようになったそうなのだが、そのやり方があまりに極端で、私は思わず笑ってしまった。

「20歳になってからの2年間で700冊読んだんですよね」

会場のスクリーンには、寺田さんがその2年間、欠かさず記録し続けていたという「読書ノート」がうつされた。ページにびっしりと細かい字が並んでいた。

そうか。
これが寺田さんという人なのか。

とにかくこれをやると決めたら全力投球。
まさに野球少年をそのまま大きくしたような「熱い人」。

炎の編集者と呼ばれている所以が、わかるような気がした。

ただ、私がいちばん驚いたのは、・・・

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(記事担当:ブックオリティ・スタッフK)

【第7回】
2020年3月4日(水)18:30〜21:00 
杉浦博道さん(SBクリエイティブ )

【ゲストプロフィール】
杉浦博道(すぎうら・ひろみち)
SBクリエイティブ 出版事業本部 学芸書籍編集部

神奈川県出身。東京理科大学卒業。偏差値40の現代文を敵視し、物理は偏差値70のド理系のせいか、活字が大嫌い。天文学者を目指すも、なぜか本の編集者に…。ゲーム誌、モノ雑誌、ライフスタイル誌など雑誌編集を経て、現在はエロと小説以外はほぼ全てを手掛ける書籍編集者。ビジネス書、生活実用書、新書、漫画、タレント本を主に担当する。

8年間で10万部突破が9点(30万部が1点、15万部以上が5点)なので、平均すれば毎年10万部超えを出した計算となる。約10点手掛けた語学書は、増刷率100%。アマゾン総合1位・楽天ブックス総合1位の2冠も達成。専門学校、通信社、出版塾等で、本の編集&販促のセミナー講師経験は多数で、リピート率も高水準をキープ。大学で書籍編集を事例にマーケティングの授業、学童で小学校低学年向けの講座など、ユニークな形式にも対応。基本、何でも受けます! ラジオやテレビなど、メディア出演も興味ありますので。新聞、雑誌は出演経験アリ。

代表作は、『ガボール・アイ』『瞬読』『老人の取扱説明書』『松岡修造の人生を強く生きる83の言葉』『日本人のちょっとヘンな英語』『世界一簡単な髪が増える方法』『『ローマの休日』を観るだけで英語の基本が身につくDVDブック』『最速で身につく世界史』『ポケット版「のび太」という生きかた』など。100万部突破の『完全自殺マニュアル』のような、世間にインパクトを与える本を作りたく熱望している。
【当日音声トピックス】

・参考書オタクだった受験生時代 
・編集プロダクションでは、5日間同じパンツを履いていた
・企画のコツは、「入り口は広く、中身は特殊に」すること
・400文字の原稿を2時間かけてチェック! 専門知識が必要なオーディオ雑誌編集
・本が好きだったら題材は二の次
・アスコムに入社して2ヶ月で担当した本が18万部のヒット『松岡修造の人生を強く生きる83の言葉』
・30万部のヒット『爆笑! 英語コミックエッセイ 日本人のちょっとヘンな英語』誕生秘話
・ヒット企画の鍵は、「コーナーをずらす」こと
・売れるが正義
・語学書は最強のひな形づくりが命
・テレビで取り上げられる書籍編集のコツは、〇〇化を意識すること
・著者が原稿を一行書くのに2時間かけた! 平松類『老人の取扱説明書』
・編集者を本気にさせる著者のアクションとは?


【実況レポート】

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あの編集者、「最強のオタクだ……」
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講座が終わったあと、私は頭のなかでそんなことを呟いていた。

いやー、痺れた。
かっこいい。
マジでかっこいい。
かっこよすぎる!

こんな人に、私もなりたいと心から思った。

ベストセラー研究サロン第7回目は、3月4日の夜に開催された。
ゲストは、SBクリエイティブ所属の編集者・杉浦博道さん。
受験生時代は、物理の偏差値70という超ド級の、バリッバリの理系だったという。
天文学者を目指していたにも関わらず、紆余曲折あり編集の道に。
ゲーム雑誌、パズル雑誌などの雑誌編集を経て、現在はエロと小説以外はほぼ全てを手掛ける書籍編集者だ。

トークがスタートしてすぐは、「(コロナウィルス騒動でセミナーや集会が次々と中止になっている)こんな大変なときに、僕のために来てくださってありがとうございます、みなさんはほんとに神様です……」と背中を丸めてつぶやいていたから、おとなしい人なのかと思いきや、トークが進むにつれて出るわ出るわ、名言のオンパレードであった。

それもそのはず、杉浦さんは8年間で10万部突破が9点(30万部が1点、15万部以上が5点)。
『松岡修造の人生を強く生きる83の言葉』『老人の取扱説明書』『瞬読』『ガボール・アイ』など、ヒットを連発している書籍編集者だ。

さて、そんな杉浦さんは、ひとことでいうと、どんな人物か。

「最強のオタク」

これ以外に、杉浦さんを表現するにふさわしい言葉を、私は思いつけない。
とにかく、気になったことは隅から隅までとことん調べ尽くさないと気が済まない人なのだ。

たとえば、杉浦さんはこんなことを言っていた。

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(記事担当:ブックオリティ・スタッフK)

【第8回】
2020年4月6日(月)18:30〜21:00 
学長・高橋朋宏 (ブックオリティ)


 
※実況レポートは準備中です。

※コロナウイルスの影響で、学長自らが語り手となる特別版での開催となりました。

【第9回】
2020年5月11日(月)18:30〜21:00 
金子尚美さん(サンマーク出版)

【ゲストプロフィール】
金子尚美(かねこ・なおみ)
サンマーク出版 第3編集部編集長

世田谷区出身。大学卒業後、商品先物取引の会社に入社し、積立商品の営業職を勤める。
その後、総合法令出版に転職。営業事務、営業を経て編集部に配属。
30万部の『「そうじ力」であなたが輝く!』やミリオンセラーとなった『鏡の法則』を手掛ける。
2009年サンマーク出版に転職後、シリーズ10万部の『幸運を呼びこむ不思議な写真』、10万部の『龍使いになれる本』、27万部の『成功している人は、どこの神社に行くのか?』、3.5万部の『写龍』などベストセラーや、『お姫様になれる本』『美人養成専門学校48の教え』『ママのためのおしゃれの教科書』といった女性エッセイ、ビジネス書の『1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術』、美術コミックの『夢をかなえる爆笑! 日本美術マンガ おしえて北斎!』などを手掛けている。
自身も、自己啓発書やスピリチュアル書を読むことで、前向きになり夢をかなえた経験があるため、読んだ人の気持ちが明るく前向きになる本を手掛けることをモットーとしている。
毎週水曜日夜9時、LINE@「ネコカとキッシーのスッピートーク」を配信中。
【当日音声トピックス】

・学生時代の思い出は新興宗教に体験取材!?
・今に生きる、書店アルバイトでの経験
・総合法令出版で営業を経験→チラシづくりが編集のきっかけに
・編集者デビューした29歳から、ベストセラーを連発するまでの経緯
・夢を叶えるためにやったこと
・30万部突破『「そうじ力」であなたが輝く!』誕生秘話
・『鏡の法則』はなぜミリオンセラーになったのか?
・売れる本をつくる編集者はみんな自己流
・どの棚に人が流れるか? 書店で徹底観察
・マニアックなテーマをヒットさせる方法
・ファンが0の無名著者でも大丈夫! 細やかな販促のコツ
・これからの時代の編集者は、本をプロデュースすることだけが仕事ではない
【実況レポート】

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金子尚美さんは魔法使いだった
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オンラインの講座なのに、画面の向こう側で熱く語っている二人を観て、私はひとり爆笑してしまった。
ああ、「本」はひとつの手段に過ぎないんだな──。
彼女の話を聞いて、そう思った。
もしかすると、編集者たちは「本」という媒体を通し、私たちが生きているのとは別の世界へ導いてくれる魔法使いのようなものなのかもしれない。

5月11日は、ベストセラー研究サロン第9回目の講義だった。
緊急事態宣言発令期間中のためオンラインでの開催だったけれど、例によって、非常に濃いお話を聞くことができた。
今回のゲストは、サンマーク出版 第3編集部編集長・金子尚美さんだ。

かつてタカトモ学長の部下だったという金子さんは、物腰柔らかで、終始笑いながら何でもないことのようにお話をされていたけれど、のっけから私は驚かされてしまった。

「大学時代は比較宗教論や文化人類学を専攻していました。卒論を書くときには新興宗教の教祖が書いた本を取り寄せて、ついでに教団に体験に行ったこともありましたね」

人生に悩んでいたとか、入信したかったというわけではなく、単純に「入信する人たちの心理を知りたい」という探究心からの行動だった。

そこから金子さんの学生時代、営業ウーマン時代、編集者時代の話を聞いたのだけれど、どうやら金子さんは一度「知りたい」と思ったらその気持ちを抑えることができない人らしかった。

たとえば、サンマーク出版に入ってすぐにつくったのは、『妖精を呼ぶ本』だ。続いて、2016年に刊行されたのは『龍使いになれる本』だった。

「自分がほしい本をつくってるんだね」とタカトモ学長が言うと、うんうんと頷きながら笑う。

「いつも自分の中に『こういう本をつくりたい』というキーワードがあるんです。『龍使い』もそう。私は知りたいけど、一冊にまとまっているものがない。そういうものを本にしたいなと思ってつくっています」

つい最近までのブームは・・・

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(記事担当:ブックオリティ・スタッフK)

【第10回】 
2020年6月9日(火)18:00〜20:00 
伊藤直樹さん(KADOKAWA)

【ゲストプロフィール】
伊藤直樹(いとう・なおき)
KADOKAWA・ビジネス編集部・編集長

1982年1月30日生まれ。心を動かす本に仕上げる編集者。
作家さんたちの秀逸なノウハウや知見を広く世に伝えることが主な仕事。
本の構成はもちろん心が動く絶妙な語呂感とリズム、エモい言葉を探求し続けながら、ベストセラーの再現性をひたすら研究。凹んでいる人、悩み迷う人へのエールとなる本づくりを。
最近では、13万部を突破した星渉氏の『神メンタル』と7万部を突破の『神トーーク』が話題に。また、シリーズ累計30万部の『展望と開運』(村上幸徳)、シリーズ累計25万部の『クビでも年収1億円』(小玉歩)をはじめ、『「超」独学法』(野口悠紀雄)、サッカー日本代表の遠藤保仁『シンプル思考』、酒井宏樹『リセットする力』など、常に時代が求めるキーワードを軸に、数々のヒット作を生んでいる。サウナが好き。
Twitter https://twitter.com/Abet_ito
インタビュー記事:https://kagiroi.com/publishing-times/8965/
【当日音声トピックス】

・一流の人は微差にこだわる
・『クビでも年収1億円』のタイトルはどう決まった?
・スポーツ選手の本をベストセラーにするコツ
・『神メンタル』13万部はなぜ売れたのか?
・ベストセラー作家の条件は2つしかない
・10万部を狙うには、10万人の悩みを解決するテーマを探す
・リサーチ×分析×量をこなす
・ベストセラーの公式 パタン認識と要素分解の結果
・自分の頭で考え行動する〜多くの人が陥る罠「エベレスト理論」〜
【実況レポート】

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「ベストセラーの公式」白熱講義!
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「えっ、ここまで教えちゃって本当に大丈夫だったの?」

今回の講義を最後まで聞いたとき、私は真っ先にそう思った。あまりの大サービスぶりに、聞いているこちらが心配になるくらいだったのだ。

ベストセラー研究サロン2020年6月回に登壇されたのは、KADOKAWAの編集者・伊藤直樹さんだった。

伊藤さんは、13万部『神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り』、7万部『神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り』、シリーズ20万部突破の『クビでも年収1億円』など、数々のベストセラーを生み出してきたヒットメーカーだ。

「今日はよろしくお願いします! では伊藤さん、最初に編集を担当したときのことを教えていただけますか?」

穏やかな雰囲気で語りはじめた伊藤さんとタカトモ学長であったが、編集者デビュー当初の伊藤さんのエピソードには、びっくりしてしまった。

「最初はとにかく、怒られるのが仕事でした。ビジネス書をつくるのもはじめてだったので、著者の方を不安にさせてしまっていたんだと思います」

次々にヒットを生み出す伊藤さんのプロフィールを見たとき、私は勝手に「駆け出し時代から優秀」なイメージを抱いてしまっていたのだが、最初は苦労も多かったという。

「いける! と思った原稿を全部ダメ出しされて、2週間で全部書き直したりとか。ほぼ毎日徹夜でしたね(笑)」

編集の仕事には正解がない。コンテンツの作り方は教わるのではなく自分で一から考え、見つけていかねばならず、とにかくそこから伊藤さんの「研究」がスタートしたのだという。

それまでビジネス書を読んだことが一度もなかったから、インプットとアウトプットを毎日5時間、繰り返した。怒られながらもとにかく、手探りで動き続けた。

転機が訪れたのは、・・・・

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(記事担当:ブックオリティ・スタッフK)

【第11回】
2020年7月14日(火)18:00〜20:00 
柿内尚文さん(アスコム)

【ゲストプロフィール】
柿内尚文(かきうち・なおふみ)
アスコム取締役編集局長

1968年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学文学部卒業。
読売広告社を経て出版業界に転職。
ぶんか社、アスキーを経て現在、株式会社アスコム取締役編集局長。
長年、雑誌と書籍の編集に携わり、これまで企画した本の累計発行部数は1000万部以上、10万部を越えるベストセラーは50冊以上に及ぶ。
特に実用書のジャンルで数々のヒットを飛ばしている。
現在は本の編集だけでなく、企業のクリエイティブコンサルティングや事業構築のサポート、講演など多岐に活動。
【当日音声トピックス】

・ホームランバッターにはなれなくても、ヒットを打ち続けることはできる 
・「考えを広める」と「考えを深める」〜二種類の考える技術〜
・ときには、「非論理的に」考える
・「かけあわせ法」で新しい価値を生み出す
・『医者が考案した「長生きみそ汁」』はどう「かけあわせ」たのか? 
・『はじめての人のための3000円投資生活』誕生秘話
・ヒットするタイトルはどうやって生まれる?
・『人は、なぜ他人を許せないのか?』は、「正義中毒」というネーミングが鍵に
・「ずらす法」を使い、夏休みの課題図書として定番化した『「のび太」という生きかた』
・「言葉貯金」「自分会議」「思考ノート」……ヒットを生み出すための習慣術
【実況レポート】

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「新たな価値は、1日1時間の『自分ひとり反省会議』から生まれる」
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「ものすごい本を見つけたの!」
ビジネス書好きの友人が、ある一冊の本を手にしてそう興奮気味に言ってきたのは、たしか6月末くらいのことだった。
いかに「企画」の組み立て方の参考になったか、いかにロジカルでわかりやすく解説されているか……。彼女は今までに見たことがないくらい、熱量たっぷりにその本の魅力を語っていて、興奮のあまり口もうまく回っていなかったけれど、「とにかくすごいのよこれは!」と猛プッシュしていたので、私も思わず手に取ってしまった。

『パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法』(かんき出版)

これが、その本のタイトルである。

えっ、どうして? とちょっとびっくりしてしまうタイトルにつられ、私もページをめくったのだが、これがもう目から鱗の連続であった。
なんて素晴らしい本なのだろうと思いつつ読んでいたとき、さらに嬉しいニュースが舞い込んできた。

ベストセラー研究サロン7月回に、この本の著者であるアスコム取締役編集局長・柿内尚文さんご本人がいらっしゃるというのである。

柿内さんは、80万部突破の『医者が考案した「長生きみそ汁」』や、シリーズ累計120万部突破の『聞くだけで自律神経が整うCDブック』、最近では、2020年に発売もすでに20万部突破の『人は、なぜ他人を許せないのか?』など、これまでに企画した書籍の累計発行部数は1,000万部を突破というメガヒットを連発しているヒットメーカーだ。

そんな柿内さんのお話が直々に聞けるなんて!
当日講義がスタートする直前、私はまるで遠足前の子どものようにドキドキしていた。

さて、そんな柿内さん登壇のベストセラー研究サロンでは、タカトモ学長が次々に鋭い質問をぶつけていく。

「どうやって企画を立てているんですか?」
「挫折をどうやって切り抜けた?」
「ヒットコンテンツを生み出し続けるためにやっている習慣は?」

などなど、聞いているこちらが「そう! それが知りたかったの!」と思うような切り口の質問が、次々に繰り広げられる。

そんな質問に対し、柿内さんも言い淀むことなくスパッ、スパッと回答していく。
テニスの美しいラリーを眺めているときのような気持ちよさだ。
プロとプロの熱量同士が影響しあって、新たな化学反応が生まれている。

もう、メモを必死で取る手が止まらなかった。ペンを握る指がもつれてしまってもどかしい。書き留めておきたい言葉たちだらけなのだ。

ならば、柿内さんの何がそんなにすごいのかと、今このレポートを読まれている方は疑問に思うかもしれない。

一言で説明するならば、柿内さんは「全自動名言製造機」だ。

柿内さんの口からは、キャッチーなフレーズが次々に飛び出してくる。

たとえば、柿内さんは、ヒットコンテンツをつくるときの「思考法」をカテゴライズし、それぞれに名前をつけている。

・かけあわせ法
・脱2択
・すごろく法
・正体探し

などなど。
ここに全部は書ききれないけれど、企画を生み出すための思考の流れをすべて因数分解し、再現性の高いメソッドとして落とし込み、そして、キャッチーなネーミングによって新たな価値にしているのだ。

とはいえ、数々の編集を担当しているだけでなく、部下の指導などもされているのだから、相当忙しいはずだ。著者との打ち合わせや会議、ゲラのチェックなどで、じっくり時間をとれるのも少ないだろう。

そんな忙しい日々の中で、どうやって「新たな企画」「新たな価値」を生み出しているのだろう?

タカトモ学長や私も含め、おそらく受講生のほとんどが抱いていたであろう疑問に対し、柿内さんは、こう答えた。

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(記事担当:ブックオリティ・スタッフK)

【第12回】
2020年8月5日(水)18:00~20:00 
上江洲安成さん(すばる舎)& 越智秀樹(ブックオリティ)

【ゲストプロフィール】
上江洲安成(うえず・やすなり)
すばる舎 編集部

沖縄県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。五木寛之さんの『青春の門』の世界に憧れ上京するものの、極度の人見知りと面倒くさがりな性格から、入学1カ月で下宿である寮に引きこもる。
1年目に取得した単位は6単位。その後、無事留年が決まり、5年間の学生生活を、TSUTAYAをはじめとする数々のアルバイトと『ウイニングイレブン』に捧げる。
大学卒業後は、フリーター期間を経て、27歳ですばる舎に入社。個性的な著者と個性的な上司、個性的な部下に恵まれ、『がんばれ!ベアーズ』さながらの日替わりヒーローが生まれる編集部で、「面倒くさがりで人見知りな自分でも動きたくなるような1冊」をつくるべく、日々奮闘している。
本作りのモットーは、「正しいより楽しく」。

これまでの担当作
・『頭が良くなり、結果も出る! モテる読書術』(長倉顕太)
・『習慣が10割』(吉井雅之)
・『1歩を踏み出す50のコトバ』(吉岡秀人)
・『人生の9割は逃げていい。』(井口晃)
・『脳も体も冴えわたる 1分仮眠法』(坪田聡)
・『「人」も「お金」もついてくるリーダーの哲学』(井上裕之)
・『幸運を引き寄せたいなら ノートの神さまにお願いしなさい』(丸井章夫)
・『役員になる人は知っておきたい 出世する部長の仕事』(安藤浩之)
・『頭がいい人の 仕事が速くなる技術』(三木雄信)
・『英語が2日でスラスラ話せる 1秒英会話』(大橋健太)
・『憲法がしゃべった。~世界一やさしい憲法の授業~』(木山泰嗣)
・『他人より年収10倍「稼げる」税理士になる方法』(田中弘、本郷孔洋)
・『人は話し方が9割』(永松茂久、30万部)  など。

【第13回】 
2020年9月2日(水)18:00~20:00 
大川美帆さん(サンクチュアリ出版)

【ゲストプロフィール】
大川美帆(おおかわ・みほ) 
サンクチュアリ出版編集部

1991年生まれ。北海道出身。2014年早稲田大学卒業後、サンクチュアリ出版へ入社。
主な担当書に、『カメラはじめます!』(22万部)、『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』(21万部)、『カレンの台所』(15万部)、『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』(10万部)、『私でもスパイスカレー作れました!』(5万部)など。
難しいことや、一見敷居の高そうなものも、楽しくわかる本づくりを目指しています。ジャンを問わず、色々なテーマに挑戦していきたいと思っています。

【第14回】 
2019年10月6日(火)18:00~20:00
矢島和郎さん(飛鳥新社)

【ゲストプロフィール】
矢島和郎(やじま・かずろう)
飛鳥新社取締役編集長

1975年生まれ、長野県出身。上智大学文学部新聞学科卒。
教育系出版社で英和辞典の編集を9年経験後、別の出版社1社を経て、2011年より飛鳥新社にて書籍の編集に携わる。2児の父。趣味はロック鑑賞、フットサル、競馬、カレー、コーヒー。
【主な担当書籍】
・『おやすみ、ロジャー』シリーズで100万部を突破した寝かしつけ絵本
・『「繊細さん」の本』HSPの人がラクになる生き方の本。40万部
・『リーダーを目指す人の心得』元米国務長官コリン・パウエル氏の仕事論。菅義偉首相の愛読書。累計13万部
・『1万円起業』本田直之さん監訳。累計15万部

【特別編】
2020年11月5日(木)18:00〜20:00
【特別対談】心屋仁之助さん×高橋朋宏/著者としての「ずるい生き方」

日本を代表するベストセラー著者の一人である、性格リフォーム心理カウンセラーの心屋仁之助さん。
『心屋仁之助のずるい生き方』(かんき出版)をこのたび出版したのですが、なんと、今回が「最後の出版」で、「著者を引退する」ということです。

編集者として、というよりは、これまで友人としてお付き合いをさせていただいている、不肖・タカトモこと高橋朋宏(ブックオリティ出版ゼミ学長)が、「本気」で「ど真剣」に、著者としての「心屋仁之助」に、2時間のロング著者インタビューを行います。

著者として文字どおりの集大成となる『心屋仁之助のずるい生き方』の話を中心に、ひとりのサラリーマンがどのようにしてテレビで人気の心理カウンセラーとなり、日本を代表するベストセラー著者となったのか、その秘密に迫ります。

【第15回】
2020年11月9日(月)18:00~20:00
田中怜子さん(ダイヤモンド社)

【ゲストプロフィール】
田中怜子(たなか・れいこ)
ダイヤモンド社 書籍編集局第二編集部

1981年生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、編集プロダクション、幻冬舎メディアコンサルティング(企業向け自費出版の会社)を経て、2012年に中経出版に入社。念願のビジネス書編集者となるが、2014年5月に会社がKADOKAWAに吸収合併。合併後は、会社のビジネスモデル、営業体制の急激な変化に対応しながら、SNS著者の開拓など、新しい書籍作りの方向性を探る。2016年〜ビジネス編集課の編集長となり、メンバー10名で年間12億円以上の予算を毎年達成、合併前の出身会社の違うメンバーをなんとかまとめ、チームの重版率を、10%以上アップさせることに成功。
2018年に出産、2019年にダイヤモンド社に入社し、現在に至る。
主な担当書に『35歳の教科書』(初めて売れた本、4万部)、『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』(30万部、シリーズ70万部)、『ANAの口ぐせ』(7万部、シリーズ12万部)、『ビジネスモデル2.0図鑑』(8万部:電子含む)、『武器になる哲学』(7万部:電子含む)など。最新の担当書は『発達障害サバイバルガイド』(5万部)、『独学大全』(5万部)。

【第16回】
2020年12月11日(金) 18:00〜20:00
中村康教さん(PHP研究所)

【ゲストプロフィール】
中村康教(なかむら・やすのり)
PHP研究所 第二制作部ビジネス課編集長

1998年、PHP研究所入所。ビジネス月刊誌「THE21」の編集に約10年携わる。2010年、書籍編集部門に異動し、以来、文庫、単行本、新書の編集を担当。現在はビジネス書の編集部に在籍し、「働く人を元気にする本」を1冊でも多く世に送りだすべく、日々精進中。
主な担当書籍に、『HEART BOOK』(廣瀬裕子著 40万部)、『日本史の謎は「地形」で解ける』(竹村公太郎著 シリーズ累計40万部)、『英会話「1日1パターン」レッスン』(デイビッド・セイン著 25万部)、『超訳「哲学用語」事典』(小川仁志著 10万部)、『「テンパらない」技術』(西多昌規著 10万部)、『「英語は1年」でマスターできる』(三木雄信著 シリーズ累計8万部)、『できるリーダーは、「これ」しかやらない』(伊庭正康著 12万部)などがある。

【特別版】
2020年12月15日(火) 18:00〜20:00
編集者鈴木七沖に聞く「エネルギーの高い本のつくり方」とは?
──初の著書『情報断食』刊行記念インタビュー

「本」を編集したり、「場」をプロデュースしたり、「コミュニティ」を創造したり、「映像作品」を手がけたり……。

はるか10年以上も前から、まるで今の時代を予見したかのように、「編集者の仕事」の領域を縦横無尽に拡大し、自由闊達に駆け抜けてきた男がいます。

その名は、鈴木七沖。

サンマーク出版の元取締役編集長にして、現在は株式会社なないちの代表取締役を務める、異色の編集者です。

ベストセラーをたくさん世に送り出してきたはずなのに、みずからがベストセラー編集者と呼ばれることをよしとせず、さらなる高みを目指す孤高の存在。

まわりをまきこみ、とてつもなく大きなプロジェクトを遂行する、鉄の意志をもつ男。
そして、飽くなき探究心と、たぐいまれなる好奇心が、彼を次から次へと新たなるステージへと導いてきたのです。

その鈴木七沖氏が挑んだ新たなチャレンジとは?
それは、本の執筆でした。
本のタイトルは『情報断食』。

このわずか4文字に、彼が込めたほんとうの意味とは?
彼が夢見る日本の未来とは?

これからの時代を担う本の書き手や作り手に、彼はいったい何を残そうとしているのだろう?
20年の長きにわたり、サンマーク出版で同じ釜の飯を食った、ブックオリティ出版ゼミ学長のタカトモこと高橋朋宏が、かつての戦友、鈴木七沖氏に「インタビュー」を申し込んだことから、この公開インタビュー企画はスタートしました。

同い年であり、ともにサンマーク出版の一時代を築きながらも、けっして馴れ合いの関係ではなかったふたりが、はじめて公開の場で「ど真剣」に語り合う機会が訪れました。
その歴史的な瞬間に、ぜひ立ち会ってみてください。
あなたの何かが変わるはずです。


イベント詳細・参加申し込み(会員以外の方の単発でのお申し込み)はこちら
http://ptix.at/6SI5ut

【第17回】
2021年1月18日(月) 18:00〜20:00
野本有莉さん(文響社)

【ゲストプロフィール】
野本有莉(のもと・ゆり)
文響社 書籍編集部 マネージャー

1989年生まれ。横浜出身。
2012年早稲田大学政治経済学部卒業後、通信販売会社に就職しアパレルの商品企画やカタログ制作を行う。働く中で自分の一番好きなことを仕事にしたいと思うようになり、編集者への転職を考えて編集ライター養成講座(宣伝会議)に通う。そこで刺激を受け2014年海竜社へ転職。海竜社で編集のいろはを学び、2017年により大きなチャレンジができる場を求めて文響社へ転職し今に至る。
入社4年目で今まで20冊の本を手掛けたが、そのうち17冊は重版している。
編集者としてのテーマは「ひとにやさしい本作り」。
主な担当書籍
『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』シリーズ5作累計60万部
『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』5万部、料理レシピ本大賞料理部門入賞
『自分を休ませる練習』17万部
『もしも1年後、この世にいないとしたら』8万部

[特別版]
2021年2月2日(火)18:00~20:00 
竹村俊助さん(株式会社WORDS)

【オンライントークイベント】
話題のベストセラーを次々と手がける編集者・竹村俊助さんが編み出した「書くスキル」を高める方法とは?
──聞き手:高橋朋宏(ブックオリティ出版ゼミ学長)

【ゲストプロフィール】
竹村俊助(たけむら・しゅんすけ)
株式会社WORDS代表取締役 編集者

1980年岐阜県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本実業出版社に入社。書店営業とPRを経験した後、中経出版で編集者としてのキャリアをスタート。その後、星海社、ダイヤモンド社を経て、2019年に株式会社WORDS代表取締役に就任。SNS時代の「伝わる文章」を探求している。主な編集・ライティング担当作は『段取りの教科書』(水野学)、『ぼくらの仮説が世界をつくる』(佐渡島庸平、以上ダイヤモンド社)、『メモの魔力』(前田裕二)、『実験思考』(光本勇介、以上幻冬舎)など。手掛けた書籍は累計100万部以上。オンラインメディア「note」に投稿した「WORDSの文章教室」は累計150万PVを超える。

【第18回】 
2021年2月18日(木)18:00~20:00
土江英明さん(ダイヤモンド社)

【ゲストプロフィール】
土江英明(つちえ・ひであき)
ダイヤモンド社 書籍編集局次長 

明治大学卒業後、『type』編集長、書籍編集局第4編集部編集長などを経て現職。
局次長をつとめながら、相変わらず書籍編集をしている。
担当書籍は、『伝え方が9割』100万部(シリーズ143万部)のほか、『面接の達人』シリーズ累計390万部、『冨永愛 美の法則』、『小さな習慣』、『フューチャー・イズ・ワイルド』、『なぜあの人は人前で話すのがうまいのか』、『媚びない人生』、『自分の会社をつくるということ』、『ハゲタカ』、『50イングリッシュ』、『カエルを食べてしまえ!』他多数。

【特別版】
2021年3月2日(火)18:00~20:00
あの長倉顕太・元フォレスト出版編集長が初めて語る「著者のマネタイズ」セミナー

【ゲストプロフィール】
長倉顕太(ながくら・けんた)
作家・プロデューサー・編集者

1973年、東京生まれ。学習院大学卒業後、職を転々としたあと28歳の時に出版社に転職し、編集者としてベストセラーを連発。今までに企画・編集した本の累計は1100万部を超える。

編集者時代の10年間では、担当した142作中65作が5万部以上、22作が10万部以上、年間ベストセラーに6作ランクインの実績がある。

独立後は8年間にわたりホノルル、サンフランシスコに拠点を移して活動し、現在はコンテンツのプロデュースやこれらを活用したマーケティング、2拠点生活の経験を活かしたビジネスのオンライン化/テレワーク化のコンサルティング、海外での子育ての経験(とくにギフテッド教育に詳しい)から教育事業などに携わっている。
主な著書に『超一流の二流をめざせ!』(サンマーク出版刊)、『親は100%間違っている』(光文社)、『移動力』『モテる読書術』『GIG WORK』(以上、すばる舎刊)などがある。最新刊は『「やりたいこと」が見つかる時間編集術』(あさ出版)。
SNS、youtubeなどで情報を配信中。

【第19回】
2021年3月15日(月)18:00~20:00
中川ヒロミさん(日経BP)

【ゲストプロフィール】
中川 ヒロミ(なかがわ・ひろみ)
日経BP 書籍編集1部兼書籍デジタル編集部部長

日経BPに入社後、通信の専門誌「日経コミュニケーション」の記者を経て、2005年から書籍編集に携わる。ビジネス書の編集部署の部長のほか、自身でも主に翻訳書を編集。
主な担当書籍は、100万部を突破した『ファクトフルネス』のほか、『HARD THINGS』『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』『フェイスブック 若き天才の野望』『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』『メルカリ』などがある。

【特別版】
2021年4月5日(月)18:00~20:00
出版業界では知る人ぞ知る、敏腕ライター(藤𠮷豊+小川真理子)が教える
「伝わる文章」の絶対ルール40!

著者を目指す人にとっても、
本を作る人(編集者)にとっても、
自分のビジネスをもつ人にとっても、
重要なのが、
「文章を書く」ということです。

著者の考えや思い、主張、ノウハウなどを
「書き言葉」で読み手にきちんと伝えなくてはなりません。
これは、SNSやブログ、メルマガなどの文章にも言えますが、
あなたの書く文章は、
読みやすく、わかりやすく、ためになっているでしょうか?

もし、
文章を書くことに自信がない、
書き慣れてはいるけれど、もっとうまくなりたい、
書きたいことはたくさんあるのに、うまく言葉にならない……
と思っているなら、ぜひお勧めしたい本があります。
今年1月に発売され、すでに7万部を突破している
『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(日経BP)です。

小説家、記者、学者など
「文章のプロ」たちがこれまでに書いてきた
文章術のベストセラー100冊の中から、
「文章を書く上での重要なポイント」をランキング化して、
上位40のポイントを順番に解説しています。
どのノウハウも再現性が高く、どんなスタイルの文章にも応用できるものばかり。
「本書で紹介するフォーマットどおりに書けばいいだけ」という
文章の書き方に悩んでいる人には魔法の1冊です。

この労作を手がけたのが
<文章の書き方>と<文章を書く楽しさ>を伝える会社「文道」のおふたり、
藤𠮷豊さんと小川真理子さんです。
「文ハ 是レ 道ナリ」を実践するおふたりから、
あらためて「読み手に伝わる文章」の書き方を聞き出したいと思います。

【ゲストプロフィール】
 
◉藤𠮷豊(ふじよし・ゆたか)
株式会社文道 代表取締役。
有志4名による編集ユニット「クロロス」のメンバー。日本映画ペンクラブ会員。

編集プロダクションにて、企業PR誌や一般誌、書籍の編集・ライティングに従事。編集プロダクション退社後、出版社にて、男性情報誌2誌の編集長を歴任。2001年からフリーランスとなり、現在はおもに、企業をクライアントとするPR誌&販売促進ツールの制作や、ビジネス書籍の企画・執筆・編集に携わる。文化人、経営者、アスリート、グラビアアイドルなど、インタビュー実績は2,000人以上。2006年以降はビジネス書籍の編集協力(ライティング)に注力。2018年に「文章の書き方指導」と「ライターの育成」を目的とした会社「株式会社文道」を設立。ライター(編集者)と講師の二足のわらじを履く。2021年1月に、初著書『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(日経BP/小川真理子と共著)を出版。2021年4月下旬に、『1億人に伝わる文章の書き方』(SBクリエイティブ)を出版予定。

◉小川真理子(おがわ・まりこ)
株式会社文道、取締役。
「クロロス」のメンバー。日本映画ペンクラブ会員。

編集プロダクションにて、雑誌や企業PR誌、書籍の編集・ライティングに従事。その後、フリーランスとして、大手広告代理店の関連会社にて企業のウェブサイトのコンテンツ制作に関わり、仕事の幅を広げる。 現在はビジネス書や実用書、企業をクライアントとするPR誌などの編集・執筆に携わる。子ども、市井の人、イケメン俳優、文化人など、インタビューの実績は数知れず。得意なジャンルは「生活」全般、自己啓発など。 自ら企画編集執筆に携わった本に『親が倒れたときに読む本』(枻(えい)出版社)がある。近年は、ライティング講座にも力を注ぐ。

【第20回】
2021年4月19日(月)18:00~20:00
佐藤 聖一さん(朝日新聞出版)

【ゲストプロフィール】
佐藤 聖一(さとう・せいいち)
朝日新聞出版 書籍編集部 ビジネス編集長

1977年新潟県生まれ。大学卒業後、日本実業出版社に入社。
経営誌で中小・ベンチャー企業の取材執筆、ビジネス書の企画編集を行う。
2012年より朝日新聞出版で単行本・新書・文庫などの企画編集に従事。
「手に取ってくれた人が最初の一歩を踏み出せる本づくり」を心がけている。

担当作に『本当の自由を手に入れる お金の大学』(50万部)、『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?』(シリーズ40万部)、『時間革命』(16万部)、『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』(シリーズ25万部)、『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。』(7万部)など。

【特別編】
2021年5月10日(月)18:00~20:00
山口 拓朗さん(著者インタビュー)

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伝える力「話す・書く」研究所所長であり、
ライティングサロンも主宰する山口拓朗さんに学ぶ
「伝わる文章」の実践的ノウハウ。
これで「伝わらない悲劇」から抜け出せます!
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インターネットを通じて誰もが自由に発信できる時代になり、
著者でなくても、ライターでなくても・・・つまり一般の人でも、
相手に「書き言葉」で伝える機会は圧倒的に増えました。

ところが一方で、
「どう書けば相手にうまく伝わるだろう?」
「伝えたいことが相手にうまく伝わらない!」
と悩んでいる人もたくさんいます。

そこで、今回、ゲストにお迎えするのが、
伝える力「話す・書く」研究所所長の山口拓朗さん。

『何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術』
『伝わるメールが「正しく」「速く」書ける92の法則』
『伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則』
『文章が劇的にウマくなる「接続詞」』
『世界一ラクにスラスラ書ける文章講座』
など、これまでの文章に関する著作は
タイトルを見るだけで、「それ、教えてください!」と言いたくなるものばかり。

5/10は、昨年刊で現在2万部を突破している
『9割捨てて10倍伝わる「要約力」』を中心に、
山口さんの「伝わる文章」術をタカトモ学長が聞き出します。

なお、5月28日には、新刊『チャット&メールの「ムダミス」がなくなるストレスフリー文章術』KADOKAWAの発売も控えており、
発売前のシークレット情報も聞き出せます。

【ゲストプロフィール】

山口拓朗(やまぐち・たくろう)
伝える力「話す・書く」研究所所長/山口拓朗ライティングサロン主宰

出版社で編集者・記者を務めたのち、2002年に独立。
出版社勤務時代を含めて25年間で3500件以上の取材・執筆歴を誇る。
現在は執筆活動に加え、講演や研修を通じて「好意と信頼を獲得する伝え方の技術」
「論理的な伝え方・書き方」「伝わる文章の書き方」等の実践的ノウハウを提供。
アクティブフォロワー数300万人の中国企業「行動派」に招聘され、
北京ほか6都市で「Super Writer養成講座」も定期開催中(現在23期)。
伝え方の本質をとらえたノウハウは言語の壁を超えて高く評価されており、
中国、台湾、韓国など海外でも翻訳されている。

著書は、『9割捨てて10倍伝わる「要約力」 最短・最速のコミュニケーションで成果は最大化する』
『文章が劇的にウマくなる「接続詞」』『世界一ラクにスラスラ書ける文章講座』ほか多数。

【第21回】
2021年5月18日(火)18:00~20:00 
中野 亜海さん(日経BP)

【ゲストプロフィール】
中野亜海(なかの・あみ)
日経BP 書籍編集1部

1981年愛媛県生まれ。ダイヤモンド社ののち、日経BP。
女性実用やビジネス書、サイエンス本など多くのジャンルを手がける。

『2040年の未来予測』(13万部)
『思わず二度見される美人になれる』(13万部)
『必要なのはコスメではなくテクニック』(10万部)
『毎朝、服に迷わない』(12万部)ほか。

 webマガジン「本日校了!」主宰。書評サイトHONZレビュアー。

【特別編】
2021年6月11日(金)18:00~20:00
川上 徹也さん(著者インタビュー)

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湘南ストーリーブランディング研究所代表であり、
コピーライターの川上徹也さんに
「働く文章」を書くための奥義を
こっそり教えてもらいます。
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<文章力がないまま社会人になったあなたへ。「働く文章」を武器に持て!>

これが、今回のゲスト・川上徹也さんのメッセージです。

「働く文章」とは、
1.読み手に働きかけ、その心にグッと刺さる
2.読み手を動かし、ビジネスで結果を出す
といった役割を果たす
「働くあなた」にとっての強力な武器になる文章のこと。

さらに、「働く文章」が書けると、
3.あなたの分身となり、勝手にお金を稼いでくれる
ようにもなります。

これまで、
『読むだけであなたの仕事が変わる 「強い文章力」養成講座』ダイヤモンド社
『自分の言葉で語る技術』朝日文庫
『ザ・殺し文句』新潮新書
『一言力』幻冬舎新書
『臆病ネコの文章教室』SBクリエイティブ
ほか多くの「言葉」「文章」についての本を書いてきた川上さん。

その最新作が
『文章の鬼100則』(明日香出版社)で、
ライティングスキルを飛躍的に向上させるための
100の奥義が紹介されています。

今回の「ベストセラー研究サロン【特別編】」では、
同書を中心に、
数々の企業の広告制作に携わり、
ACC賞ほか多くの広告賞を受賞してきたコピーライター(川上さん)に、
「ビジネスで結果を出す」文章術について、
タカトモ学長が聞き出します。

【ゲストプロフィール】
川上 徹也(かわかみ・てつや)
コピーライター、湘南ストーリーブランディング研究所代表。

大阪大学人間科学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て独立。50社以上の企業の広告制作や各種プロジェクトに携わる。東京コピーライターズクラブ新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴多数。中でも、企業や団体の「理念」を1行に凝縮して旗印として掲げる「川上コピー」が得意分野。

「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」という独自の手法を開発した第一人者として知られ、現在は広告にとどまらず、「企業」「団体」「地域」などが本来持っている価値を見える化し輝く方法を、個別のアドバイスや講演・執筆を通じて提供している。

著書は、『物を売るバカ』『1行バカ売れ』(ともに角川新書)、『キャッチコピー力の基本』(日本実業出版社)、『ザ・殺し文句』(新潮新書)、『一言力』(幻冬舎新書)、『あの演説はなぜ人を動かしたのか?』(PHP新書)、『売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください』(SB新書) 、『臆病ネコの文章教室』(SBクリエイティブ)、『文章の鬼100則』(明日香出版社)ほか多数。海外(台湾・中国・韓国)においても18冊が翻訳されている。

【第22回】
2021年6月25日(金)18:00~20:00
小森 俊司さん(致知出版社)

【ゲストプロフィール】
小森 俊司(こもり・しゅんじ)
致知出版社 書籍編集部次長

1979年滋賀県生まれ。京都精華大学1年の時、文章を見てもらった某雑誌の副編集長から「君みたいな人間は、東京に行って潰されてきたらいい」と言われ、一念発起。 在学中に執筆したダチョウ倶楽部とナインティナインの評論記事が雑誌『日経エンタテインメント!』に掲載される。

2004年致知出版社入社。月刊『致知』で10年間、企画・取材・執筆に携わり、2014年より書籍編集部へ。1年半の編集期間を経て、2020年11月末に刊行した『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(藤尾秀昭・監修)が発売5か月で28万部を突破。その他の担当書籍に『国語の力がグングン伸びる1分間速音読ドリル』(6万部)、『齋藤孝のこくご教科書 小学1年生』(ともに齋藤孝・著)、『ぼくの命は言葉とともにある』(福島智・著)、『JALの奇跡』(大田嘉仁・著)などがある。

【第23回】
2021年7月20日(火)18:00~20:00
大塚 啓志郎さん(ライツ社)

【ゲストプロフィール】
大塚 啓志郎(おおつか・けいしろう)
編集者 / ライツ社代表取締役社長

1986年生まれ。2008年、京都の出版社に入社し30歳で独立。2016年9月、地元である兵庫県明石市でライツ社を創業。編集した近刊は『マイノリティデザイン』(澤田智洋)、『もうあかんわ日記』(岸田奈美)など。『リュウジ式悪魔のレシピ』(リュウジ)は「料理レシピ本大賞 in Japan 2020」大賞受賞。 『売上を、減らそう。』(中村朱美)は「読者が選ぶビジネス書グランプリ2020」イノベーション部門賞受賞。出版業界のグッドニュースを業界以外の人に届けるマガジン「明るい出版業界紙」をnoteにて更新中。最近うれしかったことは、就活のときに落ちた雑誌「ソトコト」に特集してもらったこと。

Twitter:@keishiro_314
note:https://note.wrl.co.jp/(ライツ社)

【特別編】
2021年8月5日(木)18:00~20:00
坪田信貴さん(著者インタビュー)

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「ビリギャル」で有名な坪田信貴さんが
初めて子育てについての本を書きました。
新刊『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』
のお話を中心に2時間のロングインタビューを行います。
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「子どもの可能性を広げたい」
「子どもにはのびのびと育ってもらいたい」
と考えながらも、親が口にするちょっとした言葉が、
子育てにおいては逆効果になっています。

例えば、親がつい口にしがちな言葉が、
「やればできるよ」⇒子どもは、新しいことに挑戦しなくなる
「迷惑をかけるな」⇒子どもは、自分から動けなくなる
「ちゃんとしなさい」⇒子どもは、完璧でないと不安になる
「言うことを聞きなさい」⇒子どもは、論理思考ができなくなる
というように、
子どもは親の思いとは異なるとらえ方をし、
それが子どもの成長にマイナスの影響を及ぼしているのです。

こうした、
「子どもの自己肯定感を下げ、判断力を奪うような親の言葉」を
「子どもの可能性を開く言葉」に変える言い換え例を紹介したのが、
今年7月15日に発売され、
早くも3刷を数える坪田さんの新刊
『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』(SB新書)です。

今回の「ベストセラー研究サロン特別編」は、
「子育てにおける親の心得」について、
ブックオリティ出版ゼミ学長のタカトモこと高橋朋宏が
坪田塾長に語っていただきます。


【ゲストプロフィール】
坪田信貴(つぼた・のぶたか)
坪田塾塾長。

心理学を駆使した学習法により、これまでに1300人以上の子どもたちを「子別指導」、多くの生徒の偏差値を急激に上げてきた。一方で、起業家としての顔も持つ。
また、人材育成、チームビルディングの能力が多くの企業から求められ、マネージャー研修、新人研修を行うほか、現在は吉本興業ホールディングスの社外取締役も勤めるなど、活躍の場は枠にとらわれない。テレビ、ラジオ、講演会でも活躍中。

著書に映画化もされて大ベストセラーとなった『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』のほか、『人間は9タイプ 仕事と対人関係がはかどる人間説明書』『バクノビ 子どもの底力を圧倒的に引き出す339の言葉』『どんな人でも頭が良くなる 世界に一つだけの勉強法』『吉本興業の約束』ほか多数あり。

【第24回】
2021年8月19日(木)18:00~20:00
栗田 亘さん(アスコム)

【ゲストプロフィール】
栗田亘(くりた・わたる)
アスコム 編集部 編集長

1982年静岡県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒。小さなころから書籍編集者になることが夢で、編プロ、幻冬舎グループなどを経て2015年アスコムへ入社。

アスコムでの累計部数は約300万部。『3000円投資生活』(シリーズ85万部)、『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』(25万部)、『疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい』(30万部)、『誰でも一瞬で字がうまくなる大人のペン字練習帳』(シリーズ24万部)などを企画・担当。
現在は「本当に暮らしがラクになるベアーズ式家事事典」(2021年7月刊)、youtuberの本要約チャンネルさんなどの書籍を企画中。週刊ジャンプ、マガジン、サンデーほか漫画全般を愛読。

【第25回】
2021年9月27日(月)18:00~20:00
吉尾 太一さん(SBクリエイティブ)

【ゲストプロフィール】
吉尾 太一(よしお・たいち)
SBクリエイティブ 学芸書籍編集部 編集長

青山学院大学国際政治経済学部卒業後、教育事業会社、PHPエディターズ・グループを経て、2007年、SBクリエイティブへ。
同社にて『ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと』(シリーズ100万部超)、『マッキンゼー流 入社1年目 問題解決の教科書』(同24万部超)、『悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと』(同24万部超)を担当。
その他、『不思議と自分のまわりにいいことが次々に起こる神社ノート』『たとえ明日、世界が滅びても今日、僕はリンゴの木を植える』『知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100』『1分間ドラッカー』『アフリカで誕生した人類が日本人になるまで』『7日間で突然目がよくなる本』『僕は、死なない。』など、ビジネスから文芸、スピリチュアル、健康、心理、人文、新書まで幅広いジャンルを扱う。
ジャンルは多岐にわたるが、追い続けているテーマは一貫して「生きるヒント」。
幼少期から常に謎であった、人はいったい何のために生まれ、生きているのか?――そのことを読者とともに考え、ヒントになるような本を作り続けたい。
趣味は釣り、神社巡り、考え事。

【特別編】
2021年10月8日(金)18:00~20:00
カリスマ書店人&POP王&ブックジャーナリストの内田剛さんが語る「本気の本屋の本音」
(聞き手:ブックオリティ出版ゼミ学長 高橋朋宏)

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フリーランス書店人であり、
五木寛之さん命名の「ブックジャーナリスト」であり、
「POP王」の異名も持つ内田 剛さんに、
書店の魅力や、書店人から見た編集者や著者について
教えてもらいます。
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昨年、約30年務めた三省堂書店を退社され、
新たな活動を始めた内田さん。
在職中は、カリスマ書店員として出版業界でその名が知れわたり、
あの「本屋大賞」を創設したメンバーのひとりでもあります。
 
内田さん曰く、
・「書店員」と「書店人」は違う
・「書店員」は本を売っている販売員、「書店人」は志を持って本を売っている人
・「書店人」の志は、「自分は何を売りたいか」を持っていること
・自分自身は「書店人」の志をもって仕事をしてきた
・その結果、たくさんのステキな出会いがあった
そして、「読者が本という宝物を探す道しるべになるのがPOP」だそうです。
 
将来の夢は、
・「アルパカ文学賞」を作ること
・全国の子どもたちを対象に「POP甲子園」を開催すること
だそうですが、詳細については対談でお聞きしたいと思います。
 
今回の「ベストセラー研究サロン【特別編】」では、
著者や編集者といった「作り手」とは異なる
「売り手」の視点から本や書店の現状と未来について
タカトモ学長が聞き出します。


【ゲストプロフィール】
内田 剛(うちだ・たけし)
ブックジャーナリスト

1969年東京生まれ。約30年の書店員勤務を経て2020年よりフリーに。
文芸書ジャンルを中心に各種媒体でのレビューや学校図書館などで講演やPOPワークショップを実施。
NPO本屋大賞実行委員会理事で設立メンバーのひとり。
POP作成を趣味として書いたPOPは4000枚以上。
著書に『POP王の本!』(新風舎)がある。

【第26回】
2021年10月28日(木)18:00~20:00
二本柳 陵介さん(幻冬舎)

【ゲストプロフィール】
二本柳 陵介(にほんやなぎ・りょうすけ)
幻冬舎 メディア本部雑誌局ゼネラルプロデューサー

集英社での編集アルバイトを経て、講談社「ホットドッグ・プレス」で編集を担当。2004年幻冬舎入社。雑誌「ゲーテ」の創刊メンバー。「ゲーテ」の編集長(2015–2020)を務める傍ら、長谷部誠『心を整える。』(153万部)、内田篤人『僕は自分が見たことしか信じない』『ウチダメンタル』、中村俊輔『察知力』、桑田真澄『心の野球』、川島永嗣『耐心力』、岡崎慎司『鈍足バンザイ!』、香川真司『心が震えるか、否か。』など、主にアスリートのメンタルや思考に着目した書籍を担当。また、ゴルフ場運営会社や百貨店、時計や車ブランドの会員誌やカタログ、アプリ内記事なども制作。SNSはyanaginihon。コロナ禍で11キロ痩せたことにより、身体から仕事のパフォーマンスを上げていくことにも注目し、アウトプット方法を模索中。<人に惚れ込み、人間関係を築き、表現する。編集は恋の仕事>。

【第27回】
2021年11月25日(木)18:00~20:00
谷 綾子さん(文響社)

【ゲストプロフィール】
谷 綾子(たに・あやこ)
文響社 編集部

滋賀県出身。2005年高橋書店入社。1年の書店営業を経て編集部へ。『こころのふしぎ なぜ?どうして?』(57万部)を含む「楽しく学べるシリーズ」の立ち上げ、『料理のきほん練習帳』(40万部)など、主に実用書・児童書を担当。2014年より文響社にて『失敗図鑑』(20万部)、『一日がしあわせになる朝ごはん』、『休日が楽しみになる昼ごはん』(シリーズ15万部)、『専門家と作ったスキンシップ絵本 ぎゅ』などを担当。

【特別編】
2021年12月7日(火)18:00~20:00
佐藤 友美さん(ライター/コラムニスト)

【ゲストプロフィール】
佐藤 友美(さと・ゆみ)
ライター/コラムニスト

北海道知床半島生まれ。テレビ制作会社勤務を経て、ライターに転向。日本初のヘアライターとして、ベストセラーとなった『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)をはじめ、数々の著作を上梓。美容業界や一般読者から人気の存在として、テレビやラジオにも多数出演している。ビジネス書、実用書、自己啓発書などの執筆・構成を手掛ける書籍ライターとしても活躍の場を広げ、約50冊の書籍の執筆に関わっている。「生まれてはじめて1冊読み切った」と読者から感想が続々届く「わかりやすい文章」を書くライターとして知られる。近年はコラムニスト/エッセイストとして、<ママはキミと一緒にオトナになる>(小学館「kufura」)、<ドラマな日常、日常にドラマ>(東洋経済オンライン)、<本という贅沢。>(朝日新聞社「telling,」)、<さとゆみの「ドラマな女たち」ヘア&メイクcheck>(講談社「mi-mollet」)、<大人のヘア問題白黒つけます>(扶桑社「ESSE online」)、<50歳を迎え討つ>(大和書房)などの連載を持つ。宣伝会議主催の「編集・ライター養成講座」では長年講師をつとめ、近年は「さとゆみライター講座」として専任講座も持ち、その赤裸々で超実用的な講義が人気を博している。最新刊は『書く仕事がしたい』CCCメディアハウス。

【第28回】
2021年12月16日(木)18:00~20:00
干場 弓子さん(BOW&PARTNERS代表)

【ゲストプロフィール】
干場 弓子(ほしば・ゆみこ)
BOW&PARTNERS代表 
干場弓子事務所代表

愛知県立旭丘高等学校・お茶の水女子大学文教育学部卒業。新卒で株式会社世界文化社に入社、家庭画報編集部にて雑誌づくりの全てに携わる。29歳の時に株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンの創業に参画、社長就任。以後、35年間、取締役社長として、一般書籍における書店との直取引で業界随一の出版社に育て上げる。比較的若いビジネスパーソン、女性にも人気のビジネス書、自己啓発書、ライフスタイル書を得意とする出版社として、さまざまな新しい試みを出版書店業界にもたらした。実質的編集統括としても、勝間和代氏ら多数の新人著者を発掘。2011 年には、同社初のミリオンセラーとなる『超訳ニーチェの言葉』を出版。2010年「ビジネス書大賞」創設。日本書籍出版協会国際委員会副委員長として、版権の欧米への販売促進を自社にとどまらず各社に呼びかけ、日本の出版の世界市場におけるプレゼンスの向上のための施策に尽力。2019年春からは、International Publishers Association(国際出版連合)の日本代表理事を務める。2018年からディスカヴァー編集教室を開催し、後進の育成に努め、独立後の2020年からは、企業や出版社向けに、同様の講座や単発のセミナーを行う。 2021年春より、新出版社 BOW&PARTNERS設立、中央経済パブリッシング・グループに発売を委託しての BOW BOOKS を秋から発行。各種メディアへの登場、講演も多数。


【第29回】
2022年1月21日(金)18:00~20:00
小元 慎吾さん(サンマーク出版)

【ゲストプロフィール】
小元 慎吾(おもと・しんご)
サンマーク出版 第2編集部編集長

2014年4月まで高橋書店に在籍。シリーズ150万部を突破した『からだにおいしい 野菜の便利帳』(板木利隆監修)、シリーズ50万部を突破した『スロトレ』(石井直方、谷本道哉)、『弱った体がよみがえる 人体力学』(井本邦昭、45万部)、『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一、20万部)、『「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし』(今村匡子、16万部)など、実用書のベストセラーを多く手がける。これまで担当した書籍は累計600万部を突破、重版率は90%以上。

【第30回】
2022年2月17日(木)18:00~20:00
斎藤 順さん(ダイヤモンド社)

【ゲストプロフィール】
斎藤 順(さいとう・じゅん)
ダイヤモンド社 書籍編集局第四編集部

1972年秋田県生まれ。大学卒業後、米国系国際航空貨物会社に入社。その後、輸送経済新聞社で業界誌記者として勤務。ビジネス誌創刊メンバーとしてソフトバンクパブリッシング(現SBクリエイティブ)に転職後、モノ情報誌を経て、書籍編集者となり、約18年勤務。2018年3月からダイヤモンド社書籍編集局第四編集部。書籍編集は170冊以上。

[近年編集した本]
『話すチカラ』(4刷)120,000部
『内臓脂肪がストンと落ちる食事術』(5刷)117,000部
『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(18刷)109,000部
『精神科医Tomyが教える 1秒で悩みが吹き飛ぶ言葉』(8刷)48,500部
『精神科医Tomyが教える 1秒で幸せを呼び込む言葉』(5刷)25,500部
『精神科医Tomyが教える 1秒で元気が湧き出る言葉』(4刷)14,500部
『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円』(9刷)60,000部
『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円【実践バイブル】』(4刷)40,500部
『10万円から始める! 割安成長株で2億円』(4刷)47,000部
『貯金40万円が株式投資で4億円』(2刷)50,000部

【第31回】
2022年3月16日(水)18:00~20:00
米田 寛司さん(かんき出版)

【ゲストプロフィール】
米田寛司(よねだ・ひろし)
かんき出版 編集部 編集長代行

1982年生まれ。神奈川県出身。大学卒業後、2つの出版社を経て2012年から、かんき出版編集部に在籍。
主な担当書籍は、『英単語の語源図鑑』(85万部)、『人を操る禁断の文章術』(18万部)『自分を操る超集中力』(57万部)『知識を操る超読書術』(12万部)をはじめ、『米国つみたて投資』、『不老長寿メソッド』、『すごいメモ。』、『まめ日記』、『死ぬ気で働くリ-ダ-にだけ人はついてくる』など。ビジネス、金融、語学の本を中心に企画・編集している。

【第32回】
2022年4月15日(金)18:00~20:00
中里 有吾さん(東洋経済新報社)

【ゲストプロフィール】
中里有吾(なかざと・ゆうご)
東洋経済新報社 出版局編集第3部 編集長

2003年から書籍の編集をはじめ、これまで手掛けた本の実売部数は350万部を超える。
作家の佐藤優氏やジャーナリストの池上彰氏を担当する傍ら、アナウンサーの魚住りえ氏や、スキージャンプの葛西紀明選手の著書から、イタリア語の翻訳書、レシピ集まで、幅広いジャンルで、数々のベストセラーを編集。「初めて本を出す人の本」でベストセラーを作るのを得意としている。
コロナ禍の中でも、『世界最高の話し方』(15万部)、『腸がすべて』(9万部)、『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん』(6万部)、『誰でも30分で絵が描けるようになる本』(4万部)、『現代病「集中できない」を知力に変える読む力最新スキル大全』(4万部)など、幅広いジャンルのベストセラーを出し続けている。

【これまで編集して10万部を超えた書籍の一覧】
70万部『食品の裏側』(安部司)
30万部『小論文これだけ!』(樋口裕一、シリーズ累計)
20万部『最強の働き方』(ムーギー・キム)
20万部『いっきに学び直す日本史』(安藤達朗)
17万部『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』(魚住りえ)
17万部『現場力を鍛える』(遠藤功)
17万部『見える化』(遠藤功)
15万部『読書の技法』(佐藤優)
15万部『僕らが毎日やっている最強の読み方』(池上彰/佐藤優)
15万部『世界最高の話し方』(岡本純子)
13万部『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』(葛西紀明)
13万部『50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド』(池谷敏郎)
12万部『日本人のためのピケティ入門』(池田信夫)

【第33回】
2022年5月17日(火)18:00~20:00
傳 智之さん(技術評論社)

【ゲストプロフィール】
傳 智之(でん・ともゆき)
技術評論社 書籍編集部

2002年4月、株式会社技術評論社に入社。書籍編集部にて、数百円台のムック・読み物から5000円台の専門書まで、さまざまな書籍の編集に携わる。おもな担当作に『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』『職場の問題地図』『2060未来創造の白地図』『「いい写真」はどうすれば撮れるのか?』『【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド』『JavaScript本格入門』『わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる』など。

【第34回】
2022年6月14日(火)18:00~20:00
宮本 沙織さん(日経BP)

【ゲストプロフィール】
宮本 沙織(みやもと・さおり)
日経BP 第1編集部

大学卒業後、書籍編集者として三笠書房に入社。その後、文響社を経て日経BPへ。
現在の主な担当ジャンルは、ビジネス書、経済書、翻訳書。
主な担当書籍は、 『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』 『そのビジネス課題、最新の経済学で「すでに解決」しています。』 『Unlearn(アンラーン)人生100年時代の新しい「学び」』 『読書大全 世界のビジネスリーダーが読んでいる経済・哲学・歴史・科学200冊』など。
困りごとや悩みを持った人が、読み終わった後に何か一つでも前向きな行動をとれる本をつくっていきたいと考えている。

【第35回】
2022年7月15日(金)18:00~20:00
菊地 悟さん(KADOKAWA)

【ゲストプロフィール】
菊地 悟(きくち・さとし)
KADOKAWA 新書ノンフィクション課編集長

PRSJ認定PRプランナー。
1980年山形県村山市生まれ。山形県立山形東高等学校卒業後、横浜市立大学商学部経営学科入学。
2004年角川書店(当時)入社。販売部に配属され、書籍及び新書の販売企画・マーケティングを手掛ける。
09年の角川つばさ文庫創刊にともない、事業計画立案や宣伝・販促プロモーション分野を担当。
10年に書籍編集部に異動し、11年新書『信頼する力』(著:遠藤保仁/11万部)、12年単行本『上昇思考』(著:長友佑都/25万部)、13年新書『自律神経を整える「あきらめる」健康法』(著:小林弘幸/20万部)などを手掛ける。13年、角川EPUB選書の立ち上げを副編集長として経験したのち、角川oneテーマ21副編集長、角川新書編集長などを経て現職。
2017年1月に刊行した『うつヌケ』(著:田中圭一)は単行本編集時より担当、主にプロモーション分野を手がけて34万部となり(電子書籍含む、2018年3月現在)、同書タイトルはユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされた。

【第36回】
2022年8月23日(火)18:00~20:00
小木田 順子さん(幻冬舎)

【ゲストプロフィール】
小木田 順子(こぎた・じゅんこ)
幻冬舎 幻冬舎新書編集長

株式会社幻冬舎勤務。
1966年、長野県生まれ。90年、PHP研究所に入社。96年、PHP新書創刊に携わる。
2005年、幻冬舎に入社。翌年に幻冬舎新書を創刊し、現在は幻冬舎新書編集長。
これまでに担当した新書は、村山斉『宇宙はなぜ美しいのか』、出口治明『自分の頭で考える日本の論点』、國分功一郎・千葉雅也『言語が消滅する前に』など。新書のほかに、中山祐次郎『泣くな研修医』シリーズ(小説)なども手がける。

【第37回】
2022年9月15日(木)18:00~20:00
金井 弓子さん(ダイヤモンド社)

【ゲストプロフィール】
金井 弓子(かない・ゆみこ)
ダイヤモンド社 書籍編集局第一編集部 副編集長

法政大学法学部卒業後、2012年に高橋書店に入社。1年間営業職を経験したのち、編集部に異動。実用書から児童書まで、幅広い企画を担当する。高橋書店での担当作は、ミリオンセラーとなった『おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』など。2016年、ダイヤモンド社に入社。担当作は『せつない動物図鑑』シリーズ(32万部)、『わけあって絶滅しました。』シリーズ(90万部)、『東大教授がおしえる やばい日本史』シリーズ(69万部)など。好きな言葉はロングセラー、ライフワークは既刊本の売り伸ばし。2022年6月末までに発刊された担当書籍の重版率は100%。無趣味だけど、お酒と読書(おもに漫画)は好き。

【第38回】
2022年10月20日(木)18:00~20:00
千葉 正幸さん(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

【ゲストプロフィール】
千葉 正幸(ちば・まさゆき)
ディスカヴァー・トゥエンティワン
プロダクトカンパニー 編集部 プロフェッショナル

慶應義塾大学文学部卒。日本実業出版社を経て、2002年ディスカヴァー・トゥエンティワン入社。
主な担当書籍は『夢をかなえる人の手帳』シリーズ累計178万部、『自分を磨く方法』『新 自分を磨く方法』計48万部、『最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術』38万部、『バルタザール・グラシアンの賢人の知恵』25万部、『働く理由』シリーズ20万部、『家メシ道場』シリーズ10万部、『いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン』10万部、『見るだけでわかる!ビジネス書図鑑』3万部、『いまこそ知りたいDX戦略』『目的ドリブンの思考法』『最強リーダーの話す力』など。

【第39回】
2022年11月17日(木)18:00~20:00
橋本 圭右さん(サンクチュアリ出版)

【ゲストプロフィール】
橋本圭右(はしもと・けいすけ)
サンクチュアリ出版 取締役編集部長

1974年生まれ。大学時代から雑誌ライターをかじった後、2000年にサンクチュアリ出版に入社。
最近刊は、ムギタロー『東大生が日本を100人の島に例えたら面白いほど経済がわかった!』。他に、ビル・コッター『ぜったいにおしちゃダメ?シリーズ』、池田貴将『覚悟の磨き方 超訳吉田松陰』『図解モチベーション大百科』、小久保 尊『ワイン一年生』、山﨑拓巳『やる気のスイッチ!』、植松努『好奇心を“天職"に変える 空想教室』、四角大輔『自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと』、森岡清史『目を温めると身体は自然によみがえる!』、三浦健太『犬が伝えたかったこと』、水谷修『夜回り先生』などを担当。
初出社の日、弊社の入り口にデカデカと貼られた「心配すんな! どうせ死ぬんだ」という貼り紙を見て、人生終わったなと思いました。ここまで続けてこられてよかったです。

【第40回】
2022年12月8日(月)18:00~20:00
平城 好誠×高橋 朋宏(タカトモ)特別対談
(ブックオリティ出版ゼミ)

【ゲストプロフィール】
平城 好誠(ひらき よしのぶ)
株式会社ブックオリティ 編集ディレクター

1958年長崎県生まれ。青山学院大学経済学部卒業後、1983年NHK出版でNHKテキストや書籍の編集に携わる。
1992年マガジンハウスに移籍し、クロワッサン→ブルータス→ハナコでの13年にわたる雑誌づくりの後、書籍編集部に異動。
『こんな女でごめんあそばせ』(8万部)、『「1日30分」を続けなさい!』(50万部、2007年ビジネス書ランキング1位)、『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(累計12万部)、『億男』(累計56万部、2015年「本屋大賞」ノミネート、2018年秋映画化)などを手がける。
その後、ダイヤモンド社を経て、現在フリーランス編集者。並行して産業能率大学で「エディター養成講座」の講師を務めるとともに、マスコミ業界を志望する大学生の就活指導をしており、これまでに業界に送り出した学生は300人を超える。

【第41回】
2023年1月24日(火)18:00~20:00 
北尾 修一さん(百万年書房)

【ゲストプロフィール】
北尾 修一(きたお・しゅういち)
百万年書房・代表取締役、編集者

著書『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』(イースト・プレス)
1993年から2017年まで、株式会社太田出版に在籍。
●最初に編集見習いとして担当した著者は、ビートたけし氏。芸能界第一線の緊張感を学びつつ、『完全失踪マニュアル』(樫村政則)、『セックス障害者たち』(バクシーシ山下)などの書籍を企画。同時に、雑誌『Quick Japan』にて企画・編集・執筆活動を行う。
●1996年3月、書籍シリーズ「800円本」を立ち上げる。「日本にもペーパーバックのような本を」という狙いで、全16冊刊行。『消えた漫画家』全3巻(大泉実成)、『庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン』『庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン』などのヒット作が生まれる。
●1999年2月より2003年8月まで(vol.23~vol.50)、雑誌『Quick Japan』編集長を務める。「News Magazine for Youth Culture」をコンセプトに誌面を刷新。主な特集はマリスミゼル、及川光博、忌野清志郎、椎名林檎、THA BLUE HERB、『バトル・ロワイアル』、ナンバーガール、菊地成孔、タモリ、クレイジーケンバンド、板尾創路、氣志團、ラーメンズ、「はねるのトびら」など。※Vol.46以降は同誌発行人も兼任。
●2006年9月、松尾スズキ氏をスーパーバイザーに迎えた文芸誌『hon-nin』(季刊)を立ち上げ、編集長を務める(全12冊刊行)。同誌vol.11では明石家さんま氏を表紙に迎え、独占インタビューを掲載。
●上記以外の主だった編集担当書籍は『星の遠さ 寿命の長さ』(松尾スズキ)、『方舟』(しりあがり寿)、『四畳半神話大系』(森見登美彦)、『ロックで独立する方法』(忌野清志郎)、『失点イン・ザ・パーク』(ECD)、『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』(坂口恭平)、『遺書 関東連合崩壊の真実と、ある兄弟の絆』(瓜田純士)、『年収90万円で東京ハッピーライフ』(大原扁理)、『定本・宮本から君へ』全4巻(新井英樹)など。

【第42回】
2023年2月15日(水)18:00~20:00 
三浦 岳さん(ダイヤモンド社)

【ゲストプロフィール】
三浦 岳(みうら・たかし)
ダイヤモンド社 書籍編集局第一編集部編集長

1976年生まれ、兵庫県出身。早稲田大学第一文学部を卒業後、1999年、草思社入社。単行本と並行してPR誌「草思」を編集。2010年、大和書房入社。2014年、ダイヤモンド社入社。翻訳書を中心に書籍編集をしている。
主な担当書に、草思社では『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』(17万部)、大和書房では『ハーバードの人生を変える授業』(35万部)、『スタンフォードの自分を変える教室』(60万部)、ダイヤモンド社では『シリコンバレー式自分を変える最強の食事』(20万部)、『一流の育て方』(20万部)、『やり抜く力GRIT』(32万部)、『最高の子育てベスト55』(12万部)、『父が娘に語る経済の話。』(23万部)、『時間術大全』(5万部)、『1兆ドルコーチ』(17万部)、『子育てベスト100』(17万部)、『Invent & Wander ジェフ・ベゾスCollected Writings』(4万部)、『「静かな人」の戦略書』(12万部)など。

【第43回】
2023年3月10日(金)18:00~20:00 
川上 聡さん(日本実業出版社)

【トークテーマ】
とくに書籍編集者になりたての人、まだ経験が浅い人に向けて、
「数々の失敗から学んだ(まだまだ学び中ですが)、『本』づくりで大切なこと」

【ゲストプロフィール】
川上聡(かわかみ・さとし)
日本実業出版社 第一編集部 編集長

1975年東京都生まれ。日本大学卒業後、私立高校の国語講師を経て、総合法令出版に入社。その後、ゴマブックスを経て、日本実業出版社に。主にビジネス書や実用書の編集を担当。担当した本には、30万部を超え日販・ビジネス書年間7位になった『なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?』。現在40万部を突破した『文章力の基本』、同シリーズの『メール文章力の基本』11万部、『キャッチコピー力の基本』8万部、『デザイン力の基本』6万部と、4作ふくめてシリーズ累計80万部に。マインドフルネスの裾野を広げた『「今、ここ」に意識を集中する練習』は7万部に。あらためて読書の意義を問い直した『本を読む人だけが手にするもの』も5万部を超えロングセラーに。ほかに、その道のプロフェッショナルのエッセンスをまとめた『結果を出し続けるために』(羽生善治 著)、『一瞬で判断する力』(若田光一 著)などをはじめ、これまで約150冊以上の本の編集に携わっている。最新の編集担当本『こうして社員は、やる気を失っていく』はビジネス系のメディアでも話題になり8万部を突破し、全国書店でランクインしている。編集者として大事にしているのは、著者、読者をはじめ、書店、印刷会社、デザイナー、イラストレーター、出版社をはじめ出版に関わる「1人ひとりに人生がある」、それぞれが幸せになる本をつくるということ。

【第44回】
2023年4月11日(火)18:00~20:00
杉山 茂勲さん(飛鳥新社)

【ゲストプロフィール】
杉山 茂勲(すぎやま・しげのり)
飛鳥新社 副編集長

【略歴】
1976年 茨城県生まれ
1999年 筑波大学第二学群生物資源学類卒
1999年 サン出版(現マガジン・マガジン)入社
2006年 フリーランス編集者として活動(主に宝島社の書籍、ムック担当)
2015年 駒草出版入社
2020年 飛鳥新社入社
【自己紹介】
大学時代は殺虫剤の研究をしていた。当時の愛読誌『GON!』に影響を受け、新卒でコンビニ向け成人雑誌の編集者となる。その後フリーランスの書籍編集者、駒草出版を経て、2020年、東京で初の緊急事態宣言の日に飛鳥新社入社。同社でベストセラー主義のマインドとノウハウを叩き込まれ、現在に至る。
担当書の『変な家』『私が見た未来 完全版』は2年連続(2021年、2022年)でトーハン・日販の年間ベストセラーにランクイン。
『変な家』で第26回読売出版広告賞銀賞を受賞。
編集者として心がけていることは「みんなと同じ土俵で勝負しない」。
▼主な担当書
『私が見た未来 完全版』63万部(たつき諒著、飛鳥新社刊)
『変な家』51万部(雨穴著、飛鳥新社刊)
『悪魔の傾聴』5万部(中村淳彦著、飛鳥新社刊)
『48手ヨガ 江戸遊女に学ぶ女性ホルモンと体力活性法』5万部(鈴木まり著、駒草出版刊)
『首都圏住みたくない街』4万部(逢阪まさよし+東京DEEP案内著、駒草出版刊)
『東京最後の異界 鶯谷』4万部(本橋信宏著、宝島社刊)
『名前のない女たち』シリーズ累計40万部(中村淳彦著、宝島社刊)

【第45回】
2023年5月11日(木)18:00~20:00
水沼 三佳子さん(すばる舎)

【ゲストプロフィール】
水沼三佳子(みずぬま・みかこ)
すばる舎 編集部 編集長

1976年東京生まれ。中央大学文学部卒。大学4年のとき、当時編集プロダクションから出版社になったばかりのすばる舎でアルバイト。そのまま就職。長らくビジネス書畑を歩む。
2009年に第一子、2013年に第二子出産。社内初のワーキングマザーとして、試行錯誤しながら「ひとり働き方改革」を実践してきた。2年前からは副業として、訪問介護ヘルパーの仕事も。要介護の高齢者宅に伺う。現在、精神保健福祉士の資格をとるべく、専門学校の通信で勉強中。
「現場に身をさらす」をモットーに、自分の気づき・発見から企画する。子どもが生まれてからは育児・教育分野、親の介護・ヘルパー職の経験からシニア分野と、自分のライフステージに合わせて本を出してきた。

【シニア分野】
『87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし』(12万部)
『88歳ひとり暮らしの 元気をつくる台所』(6万部)
『74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる』(6万部)
『58歳から 日々を大切に小さく暮らす』(9万部)
『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!』(10万部)
『何歳からでも 丸まった背中が2ヵ月で伸びる!』(10万部)
【育児・教育分野】
『言うこと聞かない!落ち着きない! 男の子のしつけに悩んだら読む本』(19万部)
『男の子の 本当に響く 叱り方ほめ方』(9万部)
『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!』(7万部)
『小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」』(4万部)

【第46回】
2023年6月15日(木)18:00~20:00
和田 史子さん(ダイヤモンド社)

【ゲストプロフィール】
和田史子(わだ・ちかこ)
株式会社ダイヤモンド社 経営情報編集局 局次長

大学卒業後、編集プロダクションに入社。実用書、ライフスタイル誌などの編集を経験し、出版社に転職。女性誌や情報誌の編集を経て、1998年ダイヤモンド社に入社。デジタル、データベース部門で雑誌やWebの編集を経て、書籍編集局 第三編集部に異動。2013年4月より同編集部編集長に(ダイヤモンド社・書籍部門初の女性編集長)。2020年4月より第四編集部編集長、2023年4月より現職。
おもな担当書籍は『ノーサイド・ゲーム』『銀翼のイカロス』(ともに池井戸潤著者)、『采配』『決断=実行』(ともに落合博満著)、『雑談力が上がる話し方』(齋藤孝著)、『入社1年目の教科書』(岩瀬大輔著)、『完全独習 統計学入門』(小島寛之著)、『「ついやってしまう」体験のつくりかた』(玉樹真一郎著)、『かばんはハンカチの上に置きなさい』(川田修著)、『村上式シンプル英語勉強法』(村上憲郎著)、『若手育成の教科書』(曽山哲人著)、『20代が仕事で大切にしたいこと』(飯塚勇太著)、『稲盛和夫経営講演選集』(第1~6巻)など。

【第47回】
2023年7月21日(金)18:00~20:00
白戸 翔さん(実業之日本社⇒ニューコンテクスト)

【ゲストプロフィール】
白戸翔(しらと・しょう)
元:実業之日本社 新企画編集部 編集長
現:(株)ニューコンテクスト代表取締役

1987年東京生まれ。2009年(株)実業之日本社に入社し、旅行ガイドブックを制作するブルーガイド出版部に配属。2015年からゴルフ月刊誌『ワッグル』で主に誌面編集と広告営業に携わる。2017年から誌面の編集を手掛ける傍らweb版『ワッグルオンライン』編集長、YouTubeにて『ワッグルチャンネル』を立ち上げる。2019年から一般書籍編集を主な業務とする新企画編集部にて編集長を務める。2022年8月に(株)実業之日本社を退社し、書籍編集とライティングを主な業務とする株式会社ニューコンテクストを創業。
主な担当書籍に『女子大生、オナホを売る。』、『「答えのないゲーム」を楽しむ 思考技術』、『ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング』、『スモールビジネスの教科書』『やめる時間術』、『金儲けのレシピ』、『ハウ・トゥ アート・シンキング』などのビジネス書、『東京の喫茶店』、『47都道府県の純喫茶』など趣味系書籍がある。

【第48回】
2023年8月9日(水)18:00~20:00
橋口 英恵さん(サンマーク出版)

【ゲストプロフィール】
橋口 英恵(はしぐち・はなえ)
サンマーク出版 第1編集部編集長

宮崎県出身。2002年、サンマーク出版入社。20年超にわたり書籍編集に携わる。担当書籍は、過去には30万部突破の『千円札は拾うな。』(安田佳生)、『どん底からの成功法則』(堀之内九一郎、16万部)、『仕事は5年でやめなさい。』(松田公太、7万4000部)などビジネス書を多く担当。現在は自己啓発書や健康書が多い。『ほどよく距離を置きなさい』(湯川久子、15万部)、『100年足腰』(巽一郎、11万部)、『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』(小池浩、シリーズ33万部)など。近刊では『ほどよく忘れて生きていく』(藤井英子、8.5万部)。

【第49回】
2023年9月6日(水)18:00~20:00
尾小山 友香さん(KADOKAWA)

【ゲストプロフィール】
尾小山 友香(おこやま・ゆか)
KADOKAWA ビジネス編集部 編集長

1983年香川県生まれ。幼少期から本の虫で、人生を疑似体験できることや、悩んだときに「どう捉えるか」で人生を前進させてもらえた経験から「本」に関わる仕事に就きたい想いが強くなる。一時期は漫画家を目指し活動している中で、作家や著者と伴走する「編集」という仕事に興味を持ち、志す。KADOKAWA入社後手がけた書籍は、累計75万部超。三崎優太氏『時を稼ぐ男』、竹脇まりな氏『やせるダンス』、やまもとりゅうけん氏『人生逃げ切り戦略』、関口美奈子氏『最初の男になりたがる男 最後の女になりたがる女』、八木仁平氏『世界一やさしい「才能」の見つけ方』などがある。また、10代の頃からセミナーや講座などに通い詰め1000万以上投資してしまった経験、趣味が高じて、書籍と書籍外(セミナーやグッズ制作)など、書籍と連動した企画を作るのが得意。自身の担当本では、「V字回復」を軸にテーマを決めることが多い。趣味は猫と遊ぶ、ハーレーでツーリング、温泉、アート、カリグラフィー、日本酒。

【第50回】
2023年10月6日(金)18:00~20:00
種岡 健さん(ダイヤモンド社)

【ゲストプロフィール】
種岡 健(たねおか・けん)
ダイヤモンド社 書籍編集局第一編集部 副編集長

1989年生まれ、兵庫県出身。早稲田大学人間科学部を卒業後、2012年に大和書房に入社。制作部などを経て、編集部に異動。落合陽一さんやphaさん、ひろゆきさんなどと出会い、主に若者向けのビジネス書を手がける。2018年にダイヤモンド社に入社。引き続きビジネス書をメインに手がけ、2021年の年間ベストセラーには2冊、2022年には3冊がランクインした(日販調べ)。ゲームとラジオとお酒が好き。

主な担当書
大和書房では
『最強の「服選び」』(4万部)
『しないことリスト』(8万部)
『超AI時代の生存戦略』(8万部)
『無敵の思考』(10万部)
『神・時間術』(15万部)など。
ダイヤモンド社では
『リーダーの仮面』(51万部)
『数値化の鬼』(33万部)
『とにかく仕組み化』(23万部)
『1%の努力』(46万部)
『ストレスフリー超大全』(27万部)
『投資家みたいに生きろ』(6万部)など。

【第51回】
2023年11月15日(水)18:00~20:00
星野 美紀さん(あさ出版)

【ゲストプロフィール】
星野 美紀(ほしの・みき)
あさ出版 取締役 編集統括/海外版権担当マネジャー

大学卒業後、法律系の出版社で勤めた後、あさ出版に入社。1年目に手掛けた『渡邉美樹の夢に日付を!』がシリーズ36万部となる。もともとビジネス書と語学書しか出版していなかったが、恋愛本、健康本などを次々と提案、ヒットさせたことから、いまのあさ出版のスタイルを確立する一因となる。初めて手掛けた恋愛本『復縁したい貴女へ』は累計5万部を突破、書店で「復縁コーナー」の棚ができるまでとなった。『薬が病気をつくる』、『ディズニーランドであった心温まる物語』(それぞれ10万部を突破)と、2年連続で「ダ・ヴィンチ」の年間ランキングに入る。新人著者の担当も多く『空の上で本当にあった心温まる物語』(三枝理枝子氏のデビュー作)はシリーズ15万部を突破、現在65万部超となっている「心温まる物語シリーズ」につなげている。また、『ディズニーランドであった心温まる物語』では、著者と共に印税のすべてと売上の一部を使って、東日本大震災で被災した子どもたちをディズニーランドに招待し、一緒に過ごして「楽しむこと、未来を見ること」を体感してもらう活動を続けている。印税=書籍を購入いただくことで生まれるお金であることから、この活動を今後も続けるために、書店さん、書店員さんと協力し合い、「本」をつくりあげる方法を模索している。

【第52回】
2023年12月4日(月)18:00~20:00
小寺 裕樹さん(すばる舎)

【ゲストプロフィール】
小寺 裕樹(こでら・ゆうき)
すばる舎 編集部 編集長

1985年、埼玉県生まれ。大学卒業後、フォレスト出版、きずな出版を経て、2021年10月より現職。累計25万部『やってはいけない勉強法』シリーズ、累計22万部『20代を無難に生きるな』シリーズなど。DMMオンラインサロンアワード2019入賞「編集者の部屋(旧:小寺メディア戦略室)」元オーナー。著者の講演会も多数プロデュースし、累計動員は延べ2万人。
直近1年間の担当作は『朝1分間、30の習慣。』(4万部)、『「ありがとう」の教科書』(4万部)、『自分をよろこばせる習慣』(6.5万部)、『本当の勉強法』(6.2万部)、『任せるコツ』(4万部)などがある。

【第53回】
2024年1月23日(火)18:00~20:00
大隅 元さん(PHP研究所)

【ゲストプロフィール】
大隅 元(おおすみ・げん)
PHP研究所 書籍制作局 第二制作部 ビジネス書籍課

2008年、PHP研究所に入社。人材開発部門での法人営業や、月刊誌『Voice』編集部を経て、現在はビジネス書とPHPビジネス新書の編集長を務める。2023年には、短い労働時間でより高い成果を求められる現代のビジネスパーソンに「正しい頑張り方」を指南する【「これ」しかやらないシリーズ】を、累計発行部数45万部を突破するまでに成長させた(2023年11月末時点)。仕事に活かせてかつ、生活に彩りをもたらす本作りに実績があり、中田敦彦著『労働2.0』、荻原博子著『年金だけでも暮らせます』、馬渕磨理子著『収入10倍アップ高速勉強法』、伊藤弘了著『仕事と人生に効く教養としての映画』、上岡正明著『年収1億円になる人は、「これ」しかやらない』などをヒット作多数。現在は欧米の翻訳書、親子で読める学術書など新ジャンルを開拓中。

【第54回】
2024年2月9日(金)18:00~20:00
畑下 裕貴さん(ダイヤモンド社)

【ゲストプロフィール】
畑下裕貴(はたした・ゆうき)
ダイヤモンド社 書籍編集局・第三編集部 副編集長

1987年、石川県生まれ。立命館大学を卒業後、石川県金沢市の出版社に入社。情報誌の広告営業に携わる。その後、2012年にあさ出版に転職し、書籍編集者としてのキャリアをスタート。2016年からダイヤモンド社・書籍編集局 第三編集部に所属。書籍編集歴は11年ほど。主に自己啓発、ビジネス、実用、エッセイなどのジャンルを手掛け、直近の主な担当書に『DIE WITH ZERO』(30万部)、『あやうく一生懸命生きるところだった』(20万部)、『サイコロジー・オブ・マネー』(18万部)、『教養としてのワイン』(8万部)、『おもろい話し方』(7万部)などがある(部数はすべて電子込み)。
hatashita@diamond.co.jp

【第55回】
2024年3月7日(木)18:00~20:00
村松 基宏さん(秀和システム)

【ゲストプロフィール】
村松 基宏(むらまつ・もとひろ)
秀和システム 編集本部

ビジネス、政治経済、心理、実用をメインに企画編集中。
おもな担当書籍は
『30代後半~40代のための転職「面接」受かる答え方』
『20代~30代前半のための転職「書類」受かる書き方』(中谷充宏、シリーズ3冊増刷中)
『英語 ネイティブが使うのはたった15動詞!』(デイビッド・セイン、増刷中)
『増税とインフレの真実』(髙橋洋一)など。
■2年前まで青春出版社で新書をメインに企画編集していました。
『折れない心をつくるたった1つの習慣』(植西聰、70万部)
『その英語、ネイティブはカチンときます』(デイビッド・セイン、シリーズ計13万部)
『人生は勉強より世渡り力だ!』(岡野雅行、15万部)
『東大のクールな地理』(伊藤彰芳、3万部)
『人は血管から老化する』(池谷敏郎、シリーズ計10万部)
『その神経(バランス)じゃ調子わるくもなりますよ』(小林弘幸、6万部)
『金持ち父さんの お金を自分のために働かせる方法』(R・キヨサキ、2万部、A5判)
『ホスト王の その気にさせる心理戦術』(零士、シリーズ計11万部、四六判)など
■その道のプロフェッショナルが持っているものを、どういう本にすれば多くの人に伝わるか、読者層をいかにコアから外側に広げられるかを意識しています。

【第56回】
2024年4月4日(木)18:00~20:00
大山 聡子さん(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

【ゲストプロフィール】
大山 聡子(おおやま・あきこ)
ディスカヴァー・トゥエンティワン 執行役員
プロダクトマネジメントカンパニー社長 編集長

青山学院大学文学部日本文学科卒。2003年ディスカヴァー・トゥエンティワン入社。営業部を経て、2006年に編集部に異動。主に自己啓発書、実用書ジャンルを手がける。2020年より編集長、2023年より執行役員に就任。
主な担当書籍は『あした死ぬかもよ?』35万部、『心がバテない食薬習慣』ほか食薬習慣シリーズ累計10万部、『食事を正せば、不調・病気知らずのからだになれる』他「ふるさと村」シリーズ累計10万部、『美人な「しぐさ」』5万部、『さあ、本当の自分に戻り幸せになろう』4万部、『一度しかない人生をどう生きるかがわかる100年カレンダー』5万部など。
時代を経ても変わらない普遍的な課題に著者さんの哲学を掛け合わせることで、「読む人の常識や思い込みを外し、行動に移せる本」の編集を目指しています。

【第57回】
2024年5月16日(木)18:00~20:00
鯨岡 純一さん(SBクリエイティブ)

【ゲストプロフィール】
鯨岡 純一(くじらおか・じゅんいち)
SBクリエイティブ 学芸書籍編集部編集長

1982年東京生まれ。国際基督教大学卒。
スポーツの実用書などを手がける編集制作会社を経て2010年に総合出版社すばる舎書籍編集部に入社。20代向けの自己啓発書やビジネス書などの企画編集を行う。2014年、KADOKAWAに入社。ビジネス書籍編集部で、おもに日本経済や投資をテーマにした単行本を手がける。2016年にSBクリエイティブ学芸書籍編集部に入社。現在は、ビジネス書だけでなく、教育YouTuberなどのインフルエンサーによる大人向けの学び直し本や語学書など、幅広いジャンルを手がけている。50万部突破『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』をはじめとした「一度読んだら絶対に忘れないシリーズ」はシリーズ累計で100万部を超えている。

【第58回】
2024年6月25日(火)18:00~20:00
淡路 勇介さん(ダイヤモンド社)

【ゲストプロフィール】
淡路 勇介さん(ダイヤモンド社)
書籍編集局 第三編集部

1988年生まれ。大阪府出身。
新卒でニトリ株式会社に入社。その後、出版社広報やフリーライターを経て、あさ出版に書籍編集者として入社。編集者として初めて企画編集した『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』が12万部を突破。その後、タカトモさんと出会いサンマーク出版に転職。初めて手がけた小説『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は16万部を突破。2024年7月に実写映画化予定。ダイヤモンド社に転職して1冊目の本『頭のいい人が話す前に考えていること』が1年で60万部を突破し2023年最も売れたビジネス書に。ジャンル問わず「読み始めたら止まらなくなる本作り」を目指している。

【第59回】
2024年7月9日(火)18:00~20:00
大西 啓之さん(かんき出版)

【ゲストプロフィール】
大西 啓之さん(かんき出版)
執行役員 編集部/新規事業開発室

ミッションは、お客様の「学ぶ。みがく。変わる。」(かんき出版のキャッチフレーズ)に貢献するため、著者という「才能のある変人」をプロデュースすること。1963年生まれ。東京都出身。大学卒業後、金融機関に4年近く在籍した後、日本実業出版社に入社し、20年半勤務。在京キー局すべてで取り上げられた『聴診器ブック』(桐生迪介著)や資格試験対策本として累計数十万部となった<最短最速合格法シリーズ>のほか、『幸せ成功力を日増しに高めるEQノート』(野口嘉則著)、『速読らくらくエクササイズ』(松田真澄著)などを手がけた。2010年秋にかんき出版に移る。担当書籍は、累計20万部<2時間で丸わかりシリーズ>『不動産の基本を学ぶ』『不動産の税金の基本を学ぶ』『インボイスと消費税の基本を学ぶ』、累計15万部・山﨑拓巳著の<スゴイ! シリーズ>=『話し方』『稼ぎ方』『学び方』のほか、『コンサルタントの教科書』『プロの思考整理術』(以上、和仁達也著)、『数学者図鑑』(本丸諒著)、『子どもの英語「超効率」勉強法』(船津洋著)など多数。趣味は浦和レッズを応援すること。

【第61回】
2024年9月10日(火)18:00~20:00 
志摩 麻衣さん(日経BP)

【ゲストプロフィール】
志摩 麻衣(しま・まい) 
日経BP 日経BOOKSユニット第1編集部

1988年鹿児島県生まれ。日本大学文理学部哲学科を卒業後、主に実用書を手がける編集プロダクションに入社。そのとき、偶然手にしたビジネス書に影響を受けて、ビジネス書編集者を志す。
その後、日本実業出版社、ディスカヴァー・トゥエンティワンを経て、2024年5月から現職。
担当書籍『続ける思考』(井上新八さん)、『トップ5%シリーズ(社員)(リーダー)(時間術)』(越川慎司さん)、『本物の気づかい』(井上裕之さん)、『「名著」の読み方』(秋満吉彦さん)、『知的生産術』(出口治明さん)、『やせるパスタ31皿』(スギアカツキさん)、『ネコの看取りガイド』(服部幸さん)など。
思春期・社会人初期に「本が心の居場所になる」「著者さんが相談相手だった」という読者体験をしたため、編集テーマは「心の居場所になる本」「何かに人生を捧げている人の本」「著者さんの人柄を感じられる本」。
小学校3年生のころに担任の先生が授業で読んでくれた「ジャンヌ・ダルクの絵本」が「本」と「生きること」に目覚めたスタート地点。人生のテーマとして「いい生き方とは?」の答えを探している。
いつかつくりたい夢の企画は、「小さな台所」の写真集。

【第62回】
2024年10月3日(木)18:00~20:00
上江洲安成さん(すばる舎)

【ゲストプロフィール】
上江洲 安成(うえず・やすなり)
すばる舎 編集部 編集長兼次長

沖縄県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。五木寛之さんの『青春の門』の世界に憧れ上京。大学卒業後、27歳ですばる舎に入社。個性的な著者と個性的な上司、個性的な部下に恵まれ、『SLAM DUNK』の湘北さながらの日替わりヒーローが生まれる編集部で、「面倒くさがりで人見知りな自分でも動きたくなる1冊」をつくるべく、日々奮闘している。本作りのモットーは、「正しいより楽しく」。

担当作は、『人は話し方が9割』シリーズ(永松茂久)、『ストロベリームーン』(芥川なお)、『移動する人はうまくいく』(長倉顕太)、『超コミュ力』(田村淳)、『習慣が10割』(吉井雅之)など。好きなマンガは『名探偵コナン』。愛読書は『自分を捨てる仕事術』(石井朋彦)。


主催情報


高橋朋宏(タカトモ)
ブックオリティ出版ゼミ学長
元サンマーク出版常務取締役編集長
2005年、『病気にならない生き方』(新谷弘実)が国内140万部突破、自身初のミリオンセラーに。
2011年、『人生がときめく片づけの魔法』(近藤麻理恵)が国内159万部の大ヒットとなり、自身2冊目のミリオンセラーに。同書は「日本発の世界的ヒット」となり、米国では300万部を超える。2015年、日本と米国でミリオンセラーという、日本の出版史上、初めての快挙を成し遂げた編集者となる。ミリオンセラーと言われる本のなかには実は100万部刷っただけで100万部売れていない本も少なくないなか、実売で2冊のミリオンセラーという幸運に恵まれる。

他にも多数のベストセラー本を世に送り出してきた、自称「本づくりのヘンタイ」。無名の「一流のヘンタイ」を発掘してベストセラー著者に育て上げることを得意としてきた。

22年間、在籍したサンマーク出版で仲間とともに「ヒット連発の編集部」をつくりあげる。

54歳にして心機一転、これまでやったことがないことにチャレンジしてみたくなり、2018年6月、サンマーク出版常務取締役編集長の職を辞し、株式会社ブックオリティを創業。「世界を変える著者になるブックオリティ出版ゼミ」を主宰する。

安易な本づくりが大嫌い。クオリティファーストを信条とする。